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画面2 本日の予定は盛りだくさんなのでホテルの出発は8時30分。朝の散歩の人もいる平和公園に行きました。天気も良くこの平和であることの幸せを感じる朝になりました。
公園の中央にある原爆の子の像では全国から送られた千羽鶴がその思いをこめて展示してありました。近くによるとひとつひとつ丁寧に折られている鶴に感銘します。 人それぞれに「平和」を目指していくのに為に闘うのでしょうが、その矛盾にむなしさを感じてしまいます。
画面2 資料館に入ると人間の愚かさを感じ、原爆の大きさに再度驚きました。爆弾としては大きな物ですが、これ一つで多くの人の命を奪ったには小さすぎます。 多くの実際に原爆にあった物が展示してありましたが、みな時刻が8時15分をさして止まっていました。その時間で歴史が止まったようです。
放射能で恐ろしいと思っていた原爆ですが、そのエネルギーも莫大です。橋の鉄骨が曲がっていたりその力の大きさにぞっとしました。
画面2 現在の日本の平和を実感しながらバスは次の観光地、錦帯橋に出発です。
錦帯橋は写真のように丸い橋が5つ繋がっています。その曲がりは真ん中に行くほどきつくなっています。気を抜くと端に行くときに段差があわずに足が取られて転びそうになるのでご注意です。
画面2 橋を渡るとソフトクリーム屋さんが派手な看板をだしています。テレビ番組「ナニコレ」に出演した100種類を越えるソフトクリームを売っているお店です。がーしかし、ここではお隣の佐々木屋小次郎商店がお勧めだと添乗員さんのアドバイスで巨峰ソフトクリームを食べました。甘くなくて美味しいーです。たしかに巨峰の味でした。ちなみにテレビに出演したお店では「納豆アイス」とかあるそうですよ。
画面2
佐々木小次郎の銅像など見学した後、道を歩くと気になる看板がありました。「岩国石人形資料館(無料)」。石人形とは?無料と書いてあるので安心して入ってみました。そこには1cmにも満たない石でできた人形がいっぱいショーウィンドーに展示してあります。それらにプライスカードも付いているので即売もしてくれるみたいです。実はこの石でできた人形は錦川に生息しているニンギョウトビケラと言う昆虫が川底の小石や砂を集めて作る固まりで、錦帯橋の石垣などに付いているんですって、その中で人形にみえる物を採取して飾っているそうです。
画面2 橋を渡る前にバスの駐車場横に出ている出店が気になっていましたので橋を渡って帰りに寄ってみました。
いろいろ売っていましたが私が選んだのは「れんこん天」レンコンと薩摩揚げが合体して串にさしてありました。温めてもらい一口がぶり!「うまい!」レンコンの触感が美味しさを引きだします。お店の人に聞くと、れんこん天と言ってもこのお店はこのようにしていますが、別のお店だとレンコンの天ぷらにしているとか、レンコンの穴に練り物いれて揚げているとかいろいろだそうです。
画面2 水の奇麗な錦川を堪能したところで次の瑠璃光寺へ出発です。瑠璃光寺には不思議な木がありました。杉の木の上に松の種が埋り育ち杉の木の途中から松が育っている。そしてその奥には日光の鳴き竜のような場所が石畳で敷かれた広場で体験できたのでした。音の反射で聞えてくるのですが野外なのでちょっと驚きです。
木造の五重の塔には無量ですね。この屋根は杉の木の皮を何枚も重ねて作られています。その模型が展示されていましたが、納得の構造でした。
画面2 さてさて次は今回の旅行の目玉(って私が思っている)観光地です。
関門人道トンネルであの関門海峡の下を歩いて本州から九州に渡るのです。なんだかワクワクしています。バスが山口県側のトンネル入口に到着、人は無料、自転車と原付きバイクは20円ですって。エレベーターに乗り込みすーっと地下深く降りていくとそこからはまっすぐなトンネルです。歩くこと約15分で福岡県側のエレベーター前に到着しました。歩いて海を渡るって不思議ですが実際はトンネルを歩いているだけなのでその実感はないですね。
画面2 九州側人道トンネル口から門司港に移動して自由散策です。門司港は「門司港レトロ」としてその姿をレトロ調にしていました。港町ですので横浜の赤レンガ倉庫あたりに似ていますが、ちょっと外国っぽい感じがしますね。
関門海峡らいぶ館という古い建物に入ると、一室に関門海峡の画面とコンピューター画面と何やら前後左右に動く操縦桿らしきもの。係の人に説明を受けると関門海峡は狭く、そこと行き来している船舶がうまく通行できるようにどの船がどこをどう走っているかこの画面で確認でき、操縦桿を操作するとカメラが遠隔操作できる。実際の通行の指令は空港で言う管制塔のような所で行なっているのだが、ここでは海峡の海底の状況などを把握してその情報を伝えているとのことでした。
となんだかんだと今日の夕飯はこの港でバイキングで満腹でしたー。
そしてお泊まりは八幡ロイヤルホテルで、なんと温泉付きでござーます。満足満足。

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渡辺よしお (watnjp@yahoo.co.jp)