映画の箱へもどる


平成11年11月16日(火)9:50am〜の川崎チネグランデで
映画「シックス・センス」を見てきました。
           平成11年12月1日号   
ポスター 「シックス・センス」
 東宝東和提供
 M.ナイト・シャマラン監督

 ブルース・ウィルス主演
 ハーレイ・ジョエル・オスメント
 トニ・コレット
 オリビア・ウィリアムス


ストーリー
 人には5感がある。”視覚””聴覚””臭覚””味覚””触覚”。
そして普通の人が意識しない、もう一つの”感”が存在する。
その第6感で「死者」が見えてしまい恐怖の毎日をおくるコール少年にマルコム先生が手を差し伸べていく。
初めは心を閉ざしていたコールだが、徐々にマルコムを頼るようになっていく。
マルコムはそんなコールを必ず治すと決意し没頭していくのだが、生活のすれ違いから妻はマルコムから気持ちが離れていく。
マルコムの苦悩と嫉妬が交差していく中でついに現実が見えてくる。
その時マルコムは・・・・

キャストについて
この映画はマルコムを演じるブルース・ウィルスの主演だが、
コール役のハーレイ・ジョエル・オスメントはうまい!
かれの何かを恐怖で感じる「目」は本物である。
ストーリが進みにつれ、その「目」に
マルコムへの期待と安心感
が見えてくる。
彼が主演男優賞にノミネートか助演男優賞にノミネート
するか解らないが、ぜひベテランとわたり
あってほしいと熱望する。


見どころ
とかく今までの幽霊ものは、半透明だったり、空中に浮いていたり、人間では不可能な登場で「ドキッ」とさせ、恐怖感をあおる「声」「音」などで演出していたが、この「シックス・センス」は違った。
画面に出てくる顔も恐怖であるが、「きっとそうだろうな」と思わせるメイクであり、「ゾンビ」のそれとは一味二味ちがう。
しかし一番の恐怖は、「本人は死んだことを解っていない」ところで、実際にそこに存在して見えているところである。
自分がコールになった時の恐怖ははかりしれない。いま、貴方の横にいる人が、本当は死者かもしれない。
また家庭と仕事との板挟みと言う夫婦愛のかっとうも見て欲しい映画である。
それが気がつくときマルコムは・・・・・


新春1月号は、映画・アーノルド・シュワルツェネッガーの最新作「エンド・オブ・デイズ」を予定しています。お楽しみに。

WATNに感想メールをしてくれる人はここをクリック

 
映画の箱へもどる


渡辺芳夫 (watnjp@yahoo.co.jp)