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映画「マトリックス」を見た!      平成11年10月1日号

平成11年9月16日(木)10:00am〜の川崎チネグランデで
映画「マトリックス」を見てきました。
   
ポスター 「マトリックス」


 ワーナー・ブラザース映画提供
 キアヌ・リーブス
 ローレンス・フィッシュバーン


ストーリー
舞台はニューヨーク。コンピュータのプログラマーとして働くネオ(キアヌ・リーブス)には、凄腕のハッカーという別の顔もあった。
ある日、自宅のコンピュータの画面に不思議な文字列が浮かび上がる。『起きろ、ネオ、マトリックスが見ている』導かれるままにネオが知った世界の真実の姿、それは、人々がコンピュータが作りだした仮想空間の中で生きていると言う事実だった。 そして・・・・

キャストについて
主人公ネオ役のキアヌ・リーブス。彼の魅力が画面いっぱいに表現されている。彼と役のネオがだぶり映画だと言うことを忘れさせてしまう。このネオを演じるのはキアヌ以外に考えられない。
そして周りを固めるローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス、ヒューゴは個性のかたまりだが、その役割を十分果たしている。言うことは何も無い。


見どころ
初めはなんの映画だかわからず、少し戸惑うかもしれない。なにやらコンピュータの画面や操作。そして、「マトリックス」などという謎の言葉。ストーリーが解ってくるのが半分以上たってからなのだが、このとき初めの内容が理解できてくる。
予告編では、キアヌの「顔」&「派手なアクション」が見どころのようになっているが、実は全体のストーリーが理解できたときにこの映画のすごさがある。
映像的には今はやりのカメラ手法(ブレット・タイム)をふんだんに使い、今までに無い画面で楽しませてくれる。昔、科学実験でしかお目にかかれなかった「超高速度カメラ」による映像は私にはなつかしい限りである。
そしてこれは、現在私たちが接しているコンピュータが自分で考え、行動していくその恐ろしさを警鐘している映画である。
そして「マトリックス」とは何か?
また別の見方をすれば、シーナ&ロケットの鮎川 誠がいっぱい出てくる?ので面白い。
また、香港カンフーで戦うなどとコンピュータの世界とかけ離れた設定もおもしろい。
ぜひ、ビデオが出るまで待たないで、大画面・立体音響の劇場で観ていただきたい映画である。
次回はリーアム・ニーソン、キャサリン・セダ=ジョーンズのこわ〜い映画「ホーンティング」を予定しています。お楽しみに。

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渡辺芳夫 (watnjp@yahoo.co.jp)