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      平成12年9月1日更新

夏休み。お友達が映画見てきたよー!!
新作の映画を友人が見てきました。独断の感想・見どころなどおもしろいですよー。

まずは「リプリー」を見てきた、”梶川テレキャさん”です。
ポスター 「リプリー」by 梶川テレキャさん

 配給:松竹
 監督:アンソニー・ミンゲラ
 主演:マット・デイモン
    グウィネス・バルトロウ
    ジュード・ロウ
 見た日:2000年8月13日
 見た映画館:丸の内ピカデリー

ストーリー
 アランドロンの『太陽がいっぱい』と原作が一緒の作品。
トム・リプリーは、あるパーティで造船会社の経営者グリーンリーフさん(お金持ち)と知り合い、彼から「イタリアで遊び暮らしている息子ディッキーをアメリカに連れ戻して欲しい」と頼まれる。
イタリアに渡り、ディッキーと出会ったトムはしだいにディッキーに惹かれていくようになるが逆にディッキーはそんなトムを「気持ち悪い」と避けるようになっていく。
ある日トムは自分を避けようと冷たくするディッキーを殺害し、ディッキーに成りすまして生活するようになる。

見どころ
 特に無し! じゃぁあんまりなので、後半のサスペンスタッチの展開は緊張感があってまぁ良し。
ディッキー役のジュード・ロウがアカデミーの助演男優賞ノミネートとのことなんだけど僕としてはグイネス・パルトロウの後半の演技が迫り来るものがあって良かった、美人だし。

独断と偏見の感想
 久しぶりに観る(割と)メジャーな映画。サスペンスというイメージしかなかったので、主人公トムが同性愛者であるということを前面に押し出した脚本だったことにビックリ…というか唖然。
後半はサスペンスタッチでなかなか見ごたえはあるが話の流れとして、色んな部分でつめの甘さが少なからず出てしまっていたのが残念なところ。
その辺をクリアできていればもっと面白かったんじゃないかな?
なにがなんでもオススメしたい映画ではないかなぁ〜。

なかなかのレポートでした。ありがとうござました。<WATN>
続いて同じ「リプリー」を見てきた”きょんきょんさん”です。

「リプリー」 by きょんきょんさん


 太陽がいっぱいのリメイク映画です。でもかなり内容は異なります。
アランドロンの方は綿密に計画をたて資産家のボウやの人生を乗っ取ろうとする野心家のハンサムな青年の野望でした。その為の殺人。
リプリーは目立たない貧乏な青年が資産家のカリスマ的ハンサムな青年に憧れ、恋をし自分の思いを受け入れられなかった為のとても悲しい殺人です。
そしてその為に本当に自分を受け入れ理解し友情を感じてくれている友をも殺さねばならなくなります。
太陽がの方はアランドロンのカリスマが思いっきり前面に出ている映画でした。
一方リプリーの方はとても文学的・叙情的な映画です。
わたし的にはジュード ロウ(カリスマ性のある資産家のボウや)の自由奔放な性格が好きです。わがままな男ってカッコいい!!

キャストについて

マット・デイモン
 主演のマットデイモンは
ジミ―大西に似ています。

ははっ!ジミー大西ですかー。パンフレットでもわかる気がきます。
ありがとうございました。<WATN>

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渡辺芳夫 (watnjp@yahoo.co.jp)