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 2025年8月1日更新 
タイトル
マイクの音量を手元で操作できるといいなあと、お手ごろな「カフ」を探していたらちょっと怪しげな物を7月のアマゾンprime dayで見つけました。
画面1 カフとは、アナウンサーが自分用のマイクのON/OFFに手元に置く器械のことで、有名メーカーだと30,000円ぐらいから高いのだと10万円を越える物まであるんです。
右写真は有名ところのトモカのカフフェーダー49,500円です。
画面2 一見普通のミキサーですが、インプットからの信号をフェーダーを通してアウトに出すだだけで、2つのインプットをミックスはしません。
電池もいらないパッシブタイプです。 これはカフとして使えるのではないか!と思ったのです。
2回路あるのでステレオのLRを1台で制御できるし、アウトが2系統あるので、1本のマイクを2箇所へ送り、それぞれの音量を制御できるのです。
と書くとなんてすぐれ物でそれなりの価格なんだろうと思いますが、価格はなーんと3,863円!まあ使えなかったらこの値段なので笑って済まそうと思ったのです。。
画面2 商品が届きました。まずはその重さが470gと結構しっかりしていて、裏のゴム足も2cmもありフェーダーの上下でもふらつきません。
フェーダーの動きもスムースで70mmなのでカフとしても丁度良い長さです。
画面2 インプットはXLRで中央にTRSも接続できるタイプ。マイクでもipot等でも使えます。
上のインプットが上のアウト1と上のアウト2に出力、下のインプットが下のアウト1と下のアウト2に出力なので間違えやすいです。
画面2 さっそく接続してみましょう。左のフェーダーはアウト1の音量、右のフェーダーがアウト2の音量。インプットの音量制御ではありません。 普通のミキサーのマスターフェーダーと考えれば解りやすいですね。
画面2 そのフェーダーの目盛りですが、下にdbと書いてあるにも関わらず均等に0〜100となっています。これって???ですが気にしないのがいいのかも。
音を出して確認しました。フェーダーの動きと音量はとてもいい感じでマッチしています。これはカフとして使えると思いました。
アウトのXLRをテスターで計ると1番と3番がショートしています。ひょっとすると内部はアンバランスの回路になっていてアウトもアンバランスかも。コンデンサマイク等のファントムを使った製品は危ないので接続はできませんね。
画面2 でもインプットTRSにTR(ホーンジャック)を差し込んでも普通に使えるしノイズ発生も無し、[BALANCE]とOUT端子XLR上に印刷されていますし、どんな回路になっているか見たくなり、箱を開けようとしました。が。ネジが星形の特殊ネジでした。ざーんねんでした。
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Pro-Audio(ホームページは見当たりません)
パッシブボリュームコントローラー
88mm×190mm×38mm
品番無し、取説は中国語と英語
3,863円(税込み)
購入先 amazon
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