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 2022年7月1日更新 
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同じメーカーのテレビがリビングとダイニングに置いてあるのですが、同じ番組を同時に見ると間のソファーで2台の音のズレが物凄く毎日ドームコンサートみたいだったんです。
画面1音が遅くでるテレビを早くすることはとても難しいので早くでるテレビの外部出力に音を送らせるディレイを入れて外部アンプスピーカーで鳴らすようにしました。
なんとなく耳でズレを聞きながら遅らせる時間を調整していったのですが、どうもすっきりしません。
画面2 そこで今回はちゃんと2台のテレビの音を2つのマイクで集音してパソコンの波形アプリに入力してズレを画面で確認してその数値からディレイタイムを決めてみました。
画面1 55TVの外部スピーカーの前にマイクを設置、32TVは上部にマイクを設置して同じ番組にして波形アプリで録音します。
録音をストップして波形をパソコン画面で確認、その位置をアプリ画面にでている100,000分の1秒の数値から2つのマイクのズレを計算すると65.68msec。
画面2 ディレイの数値は10,000分の1秒なのですがそのズレの数値「65.7msec」を入れて55TVの音を遅らせます。
実際に耳で確認すると超低音と超高音に少し違和感が残りますが、テレビ番組では問題無しでスッキリしました。
画面1 メーカーは”映画のような音の再現”とか”臨場感がどうのこうの”とか言っていますが、音の出力時間調整を変更できるようにしてもらいたいですね。
ちなみに機種によっては「通常か遅らせるか」がありますが、私のテレビの置く位置関係ではそんな設定では解決なんか無理なんですよー。

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渡辺よしお