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ヤマハYDS-150
 2021年5月1日更新 
話題のデジタルサックスヤマハYDS-150を友人が購入したと言う事でお邪魔して吹かせてもらいました。
約束の時間よりもちょっと早く到着。ワクワクなんです。挨拶も早々に早速拝見しました。
画面1 ケースはしっかりしたナイロン布セミハードケースですが、ふわふわの内装で本体を保護してくれていますし軽いのです。
別売りでなく付属品なのでうれしいですね。
画面2 まず持った感じですが、重さは軽くていい感じです。指の位置はサックスほぼ同じなのでとてもしっくりです。見た目はクラリネットやソプラノサックスですね。
いままでいろいろなメーカーで発売になっていたデジタルサックス系とは見た目にも違う「ベル」が印象的です。実はこのベルが管楽器として抜群の再現力になっているようです。鳴った音が口や指に振動で伝わってくる感じです。
画面3 細かく見ていきましょう。まずはマウスピースです。アルトサックス用に大きさも似ています。リードは葦ではなくプラスチックですが、ちゃんとリガチャーで締めているのが素晴らしいです。リード自体は振動しないので、加えて吹き込むと言う感じです。なので口元の変化での音の変化はありません。
画面4 次に本体に並ぶキーですが、実にサックスに似ています。位置もアクションでの深さも管楽器を作っているヤマハのこだわりがここにも出ていますね。
ただし、その押さる重さは本物よりは軽いです。バネの違いもあるのですが、本物では実際の穴を塞ぐフタを押さえたり開けたりするので、再現は難しいと思います。
画面6 本体だけでも「音」が鳴ります。デジタル物って外部音源を繋げるのが多いですが、本体だけでちゃんと鳴るのがうれしいです。外に持っていって演奏も気軽にできますね。その音は上の方についている3cmぐらいのスピーカーから出ます。下のベルからは音は出ていませんがなかなか自然な感じです。
画面11 デジタルなので音色は豊富に用意されています。サックス音だけでも56種類、その他の音も17種類。音色切り替えは本体の裏のボタン操作で変更し表示画面で確認できます。裏にあるので正面からは見えませんし演奏中に変更するときに自分でも見えないんです。と言う事で演奏前に選ぶボタンですね。
画面6 外部入力やイヤホン端子もあるので外部のアンプや音響へ接続も可能です。その時は本体のスピーカーは自動的に鳴らなくなります。また外部入力もミニステレオケーブルで繋ぐこともできますが、なーんとBluetoohtでスマホとペアリングもできるのでスマホがあればマイナスワン音源といっしょに演奏できます。
自宅でこもる時間もイヤホンを使って回りを気にしなくて楽しめるわけです。
トータルな感想としてはサックスの変わりとしてまだまだです。でも運指の練習にはいままでにないとっても良いです。回りを気にしないで楽しめるってとっても嬉しい楽器です。

ヤマハ デジタルサックス
YDS-150
価格:98,000円(税込み)



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渡辺よしお