平成24年2月1日号より
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実に古い話になりますが、
「SONY製品には電源を入れてから１年を少し過ぎた所で製品を故障させるタイマーが内蔵されている」と言うたわいの無いうわさが伝説のごとく誠しやかに流れていました。
購入してから保証期間の１年を過ぎると故障する製品が多かったからでしょうか。
そんな話もすっかり忘れました私ですが、購入から１年２ヶ月のウォークマン用のＣＤステーション（ラジカセの様な形でウォークマンの充電やＣＤからの転送録音ができる製品）NAS-V5が突然動かなくなり液晶には「準備中」の文字が光っていました。
「準備中」かあーと準備が終わるのを待っていたのですが、１時間経っても「準備中」。何を準備しているのかわかりませんが何のボタンも受け付けてくれません。きっと「準備中」で受付嬢もまだ出勤していないのでしょう。 と、取り扱い説明書を取りだし、昨今の製品のパソコン的な流れで「リセット」をしてみました。が。何にも変わらず「準備中」。 SONYお客様相談室に電話してみましたが、結論は「修理に出して下さい」。 ならば購入したヨ○バ○カメラにどーんと持込み、修理依頼をしたのでした。 もちろん保障期限は２ヶ月過ぎちゃってますので有料になるでしょうね。 待つこと一週間で電話が来ました。 「メーカーからの回答で、マザーボード交換になります。しかし現在マザーボードが無いので同機種同色の交換になり、金額は17800円です。」 「ええ〜〜！17800円ですかああ。そのマザーボードの故障原因はなんですか？」 「メーカーに確認しましたが、外傷ではないので解らないとの返事でした。」 「ん〜〜。少し時間をください。保留って事で考えます。結果はこちらから連絡します。」 てなやり取りが有り、何か胸にもやもやが残って電話を切りました。 そうです、あの伝説が頭の中を横切ったのです。 まあ中にはパソコンが入っているので、プログラムが飛ぶ事は理解できますがリセットもきかないマザーボードの壊れた部分も解らないって、物を作る会社としては頼りない。 新製品の開発もＯＥＭか下請けの開発会社に任せっきりなのかも、、なーんて勘ぐりしてしまいます。 私のウォークマンにはこのシリーズしか対応していないのです。 そして「やっぱりSONYはダメじゃん」と結論になってしまう私でした。 誹謗中傷はしないと決めた月刊ＷＡＴＮですので批判はしませんが、事実のレポートなのでした。 その後、同機種同色の中古をオークションで4500円で落札しましたのでSONY修理はキャンセルしました。現在中古NAS-V5のタイマーが作動しないよう慎重に使用しています。 |
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渡辺よしお