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私の仕事では「チラシ」「商品ポップ」「プライスカード」などなどいろいろな印刷物を作ります。 手書きの味も捨てがたいのですがやはり”活字”効果もあるものでワープロなど試してみました。しかしそれは手紙のような物を作るにはいいのですが、お店で使うにはあまりに淋しいデザインしかできません。 手書きの絵や大きな文字に別に印刷した”活字をはさみで切り、斜めとかデザインで両面テープで貼っていく。そんな作業が続きました。 しかしなんとかパソコンでやりたいといろいろ探しました ★ 当時(12年前?)はパソコンといえばNECのPC9801。OSは MS-DOS(現在WindowsパソコンのDOS画面とは違います。)でした。 そこで動くアプリケーションと言えば全角、半角、2倍角などで ワープロという枠を出ることができません。 そのPC9801で動くDTP(デスク・トップ・パブリッシング)アプリケーション。このJG(ジェイ・ジー)を最先端を行く友人が教えてくれたのです。 ショックでした! 実に自由に思い通りの文字やデザインが画面上でできるんです。 これ!!これを探していたんだー! ★ Ver1.0から使いましたがVer3.1UGで終了。世の中はMS-DOSからWindowsへと移行しWindowsやMacのOSを考え方の違うJGは終了しました。 システムの大きな違いはフォント(字体)の扱いです。JGはNEC MS-DOSで動く仕様。つまり使用するフォントを自分自身で開発していたのです。 だからこそJGならではの文字の大きさ、種類、テキスト変更が自由にできるわけです。 しかしMacとWindowsは共通フォントをOSの中に置きそれを使うということしか許されないのです。 一時Windows用にJGの開発という話しを聞きましたが実現しなかった ようですね。 そしてこれを作ったZeit社は1997年7月に解散したようです。 ★ このJGを知る人は実に少数です。 しかし知ってしまうと現在(2003/3/1)でているどのアプリケーションもこのJGを越えていないといいます。 そんなJGを愛し、いまでも使い続けている人のHP(http://members.tripod.com/~zfun/)です。 このような優れたアプリケーションはハード(動くパソコン)があるかぎり使い続けていこうと思っています。 言い換えればもしもハードが壊れたらお先真っ暗って事ですね。 ★ 右の写真がJGVer3.0のすべてです。 FDは5インチ18枚。この時代はCD-ROMなんぞは存在なかった?です。 取説はいっぱい。そしてその販売価格は当時本体58000円+フォント20000円?が4種類。合計138000円?という今では考えられない金額でした。 後にver3.1UGにアップグレードしています。 |
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