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そぼろ様とメールのやり取りで盛り上がり、「日帰りで釜めし弁当でも食べに行きますかあ」と話しが出たのが12月18日。世間ではクリスマスの準備やらなんやらで忙しくなりつつあるこの時期に!しかも決行日は22日というこれまた強引な企画です。2人で行くのもいいのですがこの際、そんな「無茶な企画」に参加する好き者はいないかとメールで聞いたところ、なんとお二人さんら追加で参加です。そして22日の朝9時にその懲りない面々の男4人を乗せて車が蒲田を出発したのです。
● 第1京浜(国道15号)から順調に首都高を鈴が森入り口から入り 外環道路を関越道方面へ、途中あれれと渋滞がありましたがいつものことらしいです。 練馬から関越道に入り道路も一直線になり視野も広がって「あ〜来ちゃったんですねー」。旅です。そして約2時間ちょっとで松井田妙義インター。さあ!ここで高速を降りるのがポイントです。出口を右折して18号を軽井沢方面へ約10分、碓氷バイパスの入口手前に「峠の釜飯(おぎのや)」の大きな看板が見えてきました。 ● 到着してまずはびっくり。私の想像していた「おぎのや」弁当さんとは大きく違ってました。大型バスが横付けして何台もの車が駐車場に。しかも見上げる大きな建物の看板が「峠の釜めしおぎのや」。実はここはおぎのやさんが運営している「ドライブイン」なのでした。1階には各種おみやげ、そしてファーストフードやそば・うどんなど、もちろん峠の釜めしも販売しています。席も自由に使っていいしお茶も無料でサービスでした。 ● しかーし!「ここが目的地ではない!」とおぎのやさんの人に聞いて本店へ歩いて行くことにしました。 ビュンビュンくる大型トラックなどに気をつけて国道18号を横断し、ちょっと盛り上がった道路脇に細いなんとも頼りない通路を上がっていくとそこは横川駅の裏でした。現在は1時間に1本程度の運行ですが寂れてはいないきれいな駅です。 駅をぐるーっと回って正面にくるとその目の前に「おぎのや本店」がありました。 これです。この感じです。 実は先月ご紹介した峠の釜めし弁当はこの本店ではなく、駅の横にある駅の弁当の売店で購入しました。本店はお店になっていて中で食べるようになっていました。 言い忘れましたが、本日晴天!こんなに気持ち良い日は駅の前に用意されている木製のベンチで「峠の釜めし」を頂きたかったのです。 ● そのおぎのや本店の前に「おぎのや資料館」なる立て看板がありました。 おお〜!そこはおぎのやさんの創業からのポスターやお弁当や当時の写真など、この横川駅と共に歩んできた歴史がありました。 峠の弁当は「峠の釜めし」以外にいろいろな弁当がありました。 峠の焼きおにぎり、 峠のおむすび\400、 カツサンドブランチ\700、そしていままで列車を引っ張ってきた機関車を型どったEF63動輪弁当\630、など、 峠の釜めしだけかと思っていたのでびっくりしました。 ● めずらしい物がいっぱいありました。釜めしを電車のホームで販売ですので当然重い。そこでお弁当を運ぶのに使った峠の釜めし台車がこれです。 ひとつでも結構重さがありますのでこの台車が無かったころは毎日大変だったでしょうね。 ● この資料館は入場無料です。館内(といっても普通のお店みたいな作りですが。)にはおぎのやさんの資料の他に電車の客席や横川駅の備品なども展示してあります。駅前でもあり、待ちあわせなどに利用している人もいるようで、真ん中にある長イスに1枚のメモ。 「ゆうとくんへ、チャリありがとう。コアラのマーチはお礼です。食べてね!あずさより」なんともほのぼのしました。もちろんコアラのマーチは置いてませんでした。ゆうとくんはコアラのマーチだけ持っていったのでしょう。そしていろいろな人が訪れ感想などが書かれた寄せ書きもありました。多くは横川駅が新幹線の開通で終点駅になった事への感想とおぎのやさんに何度も足を運んでいる人でした。時代は速く速くと流れていますが、のんびり移動するのも大切な旅行だと思いました。 ● 帰りに先ほどのドライブインに寄り、これはめずらしい!「峠の釜めしアイス」を見つけました。 容器はもちろん焼き物です。大きさは本物の峠の釜めしの半分ぐらいですが、ちゃんと蓋も焼き物です。 中にはリンゴ、ブルーベリー、くり、あずきのトッピング。アイスはラクトアイス?っポイでした。なんせ冷たくて食べるのも一苦労です。だってー焼き物って冷えるとなかなか温度を維持するんですものー。価格は500円。ずいぶん高いですが、まっ旅の財布がゆるいので買っちゃいました。その他にもこの容器に入った漬物などもありました。 さてここまで来たらちょっと先に温泉があるのですが、、、時間が無い!残念ですが、さあ帰ります。順調に高速も流れ蒲田へ到着したのは4時過ぎでした。 ●企画していただきましたそぼろ様にはありがとうございました。またこの無茶な企画に喜んで参加してくれたつづ様とひろC様、また行きたいですね。 ※峠の釜めし弁当の内容は 「いままでのお弁当」で。 |
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