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 平成20年9月1日号より

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秋からの予定がぎっしりの仕事の前に体も心もリフレッシュするためスタッフにあまえて心の故郷山形へ行ってきました。
画面1 今回も「麺打ち」を趣味の道楽にしているKさんの「麺」が食べたくてお願いしていましたが、実はKさんこの時期は、とんでもなく忙しいのです。8月24日25日26日と3日間おこなわれる「新庄まつり」の山車と共に市内を廻るお囃子なのです。でも心優しいKさんは24日の昼で良ければと目の前で打ってくれました。麺は言うまでもありませんが麺を打ち終わってゆでている時になにやら壺が登場しました。麺タレをつけ込んでいると話してくれました。「寝かし」が大事だそうです。おいしい〜。ごちそうさまでした。
画面2
新庄まつりは新庄駅から駅前通り、南本町十字路から新庄城跡までの大正町通り、そこを横切る北本町通りと南本町通りにずらーっと出店が並び、その通りや市内を「飾り山車」21台がそれぞれのお囃子で周る日本一の山車パレードのお祭りです。
画面2 24日は前夜祭とも言える「宵まつり」。あいにくの雨で自慢の飾り山車には大きなビニールが被せられていました。山車を引く子供達は雨なんかには負けません。笑顔で引き、掛け声が響きます。山車の後ろくくり付けられた太鼓に合わせてその後ろにお囃子が歩きます。目の前に通過する生のお囃子は感動ですよ。
画面2 当たりが暗くなってくると「宵まつり」は盛り上がってきます。18時になると南本町十字路に山台が作られ、BOSEのスピーカーから司会のアナウンス。祭りの開会式典が新庄市長の挨拶で始まりました。式典が終わると飾り山車がライトアップされ南本町通りと大町通りから次から次へとやってきます。そしてこの十字路で90度曲がり新庄駅に向かいます。雨にもかかわらず道の両わきに集まった多くの観客は携帯で写真を撮っていました。
ビニールが残念ですが、その雄大な飾り山車は目でも感動です。

画面2 25日は朝の小雨もあがりました。まずは昨日の宵まつりの式典を行った南本町十字路に行きました。さすがにこの日は朝から人が多いです。道の両わきの出店の前にはお客さんが焼きそば買ったりたこ焼き食べたりにぎわっています。ああ〜祭りだなあという感じ満喫です。ここのたこ焼きは大きいのです。出来上がりを頂きましたが熱い熱いでおいしい〜でした。
通りの外れまで行き、引き返して今度は新庄城跡まで出店を見ながら歩きます。この通り「こぶとり爺さま通り」と書いてありました。なぜだかわかりませんが(笑)。今は戸沢神社、護国神社、天満神社がある新庄城跡ですが、何もやっていないのでひっそりしていました。
画面2 さて昼になったので腹ごしらえです。新庄城跡近くの手打ちそば「さぶん」でざるそばを頂きました。石臼挽きの自家製そば粉で打ったそばは想像よりも白いそばでした。旧家を改造した店内は落ち付きます。
調べてみたら新庄市に「手打ちそば」店がたくさんありました。しかし村の外れに手書きの看板がひとつと言うお店も多いのでさがすのも一苦労。今度そういう手打ちそば巡りでも企画しますかね。
画面2 「本まつり」では飾り山車も見どことですが、もうひとつ大名行列があるのです。腹ごしらえも終わって南本町十字路へ戻ろうかと歩いているとちょうど前からその大名行列がやってきました。馬も本物ですよ。目の前を曲がっていきます。馬って大きいんですね。その後を神輿などが通っていきました。
画面2 新庄駅まで近づくとなにやら私が見慣れた風景。コンサートの仕込みをしていました。日ごろは駐車スペースのような商店街から入った広い場所にステージカーを入れてドラムやアンプ、モニタースピーカー等をセッティングしていました。新庄まつりのパンフレットによれば16時から「ヤングフェスティバル」が開催されるようです。残念なことに15時のバスに乗らないと宿につけません。後髪を引かれながらそこを後にしました。昨年の模様がこの音響屋(オトムミュージック)さんのHPにありました。結構たのしそうでした。
飾り山車は新庄駅前のふれあい広場の特設観覧席を一回りして市内に繰り出します。
観覧席の入場券はすでに完売。しかたなく駅前にでてくる所をみてましたが、壮大できれいでしたー。またまた感動。
画面3
26日は飾り山車21台が南本町十字路を中心にその沿道にズラーッと並び、戻り飾り山車の感動のフィナーレと言う事なのですが、帰りに山形新幹線の時間でみれませんでした。残念。
来年はもっと新庄まつりのスケジュールを細かく調べてからどっぷり見てみたいと思いました。


 
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)