もどる
watn特集タイトル
 平成27年2月1日更新
画面2 箱根強羅でのんびり温泉と言えば毎回お世話になっている「メルヴェール箱根強羅」と決めていましたが、前からちょっと気になっている「パイプのけむり」と言う不思議なホテルを予約してみました。
強羅の駅を出て踏み切りを渡ったところにあるので駅から徒歩1分ですね。しかも強羅のホテルの多くは山の中が多く「メルヴェール箱根強羅」も強羅公園に向かって急な坂を登らなくてはいけませ。なのでお迎えにきてもらっちゃいますがね。その点「パイプのけむり」は坂も無いので楽です。
入り口を入るとそこはガラス張りのロビー(上の写真)。あれ?フロントは?案内板に「フロントはこのエレベーターでB1」とあったのです。地下に行ってチェックイン。夕食時間など説明してもらい部屋の鍵を渡されて3Fへ。大きなホテルや旅館と違って部屋まで案内の方はいないので気が楽です。
部屋はまあまあの広さです。左写真の右側が窓になっています。一つだけわがまま希望ですが、荷物の置き場が無いのがちょっと残念ですね。
画面1 まあのんびりは温泉です。なんといっても露天風呂があるとパンフレットにあったのが楽しみです。
まずは内風呂。フロントのある地下1階にあるのですが、おお〜!いい感じです。大きなガラスの窓からの日差しが地下とは思えません。そうなんです山の起伏でこの場所は地上なんです。明るい内風呂はそれだけでも露天風呂みたいで気持いいです。
温泉は強羅温泉から引いているナトリウム塩化物泉です。洗い場も使いやすくシャワーもいい感じです。
そして右写真の正面にあるドアが露天風呂です。
画面2 ドアを開けると1月の冷えた風が流れてきて体を包み込みます。ううーさぶい!と目の前の露天風呂へ浸水ですー。うおー気持いい〜〜です。内風呂よりも少し温めになっていますが外ですから冷めちゃうんですね。温泉で温められた体と冷たい風で冷やされた顔。のぼせること無く結構な時間入っています。これが冬の露天風呂のだいご味です。実にのーんびり出来るのです。
ぼーっとしていると何やらゴトゴトと音がしました。その音が段々大きくなり囲ってあるよしずの間から箱根登山鉄道の車両が目の前を走っていくのが見えました。後で見取り図をみたところ本当に近くに線路があるようです。(女湯の露天は反対側なのでご安心くださいまし)子ども連れの旅行だと大喜びでしょうね。
画面1 さて風呂上がりの楽しみは夕食です。ビュッフェスタイルのバイキングです。好きな料理を好きなだけ。どうもこの方式って食べ過ぎてしまいますねえ。ここの売りが「自家製ローストビーフ」。コックさんが大きな肉を手際よく切りお皿に二切れづつその場で盛りつけてくれます。まずは1皿いだたきました。そして期間限定ですがカニ食べ放題があり、まずは2本。料理は和食、洋食、中華とありますが、凝った料理は無く、フェミレスなどで食べ慣れた種類なので「旅先の食の感動」は無いですが気兼ねなく頂けるのでいいかもしれません。
1回目の料理の後は2回目。1回目で気に入った料理を重点的に取りに行くのです。もちろんローストビーフとカニは参加です。その後3回目、4回目とデザートタイムなどやっぱり食べ過ぎてしまうのでしたー。
画面2 夕食後は部屋でバタン!うとうとしながらテレビを見てのんびりです。お腹が落ち着くころになるとチェックインの時に予約していた貸しきり露天風呂の時間になりフロントで鍵をもらい男湯と女湯の間ののれんをくぐりました。貸しきり露天風呂は2つあり、45分700円。1時間ごとに予約になっています。
ドアを開けるとちゃんと脱衣所があり、アルミの引き戸を開けると洗い場、その奥の引き戸の外が露天風呂になっています。露天と言っても天井があるので雨でも大丈夫。正面の壁が無い感じですね。その外からの風と温泉で誰にも邪魔されずにのんびりできます。風呂の大きさも首を出して体を延ばす事ができるぐらい大きいです。
画面1 風呂上がりはその前にあるラウンジのふっくらソファーに沈みなんにも考えずにぼーっとするのも良いですね。このラウンジでもわかるように内装はモダン大正ロマンで統一されています。そういえばいろいろな装飾品もその時代感です。
お世話になった日は金曜日だったのでお客さんも少なくとても静かに過せました。
サービス満点の大きなホテルと言う感じではなく、ビジネスホテルの気軽さで露天風呂がついている気兼ねなく泊まれるホテル。特に幼稚園児を持つ家族連れで箱根に旅行と言うときは強羅の1泊にいいかもしれませんね。
部屋からの眺めはふもとまで一望できとても気持いい朝を迎えられました。
画面1

パイプのけむり 強羅ホテルパイプのけむりプラス
神奈川県足柄下群箱根町強羅1300-19 0460-86-0666
http://www.paipunokemuri.com/goura/

 
もどる


渡辺よしお (info@watn.jp)