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 平成16年3月1日号より

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「日帰りで釜めし弁当ツアー」で味をしめ、またもや日帰り弾丸ツアーの企画が持ち上がったのでした。目的地は「水戸」。そしてお目当ては「水戸の納豆弁当」です。朝の9時に東京、大田区の蒲田を出発したのです。
画面2 第1京浜(国道15号)から順調に首都高を鈴が森入り口から入り晴天のドライブです。月曜日だと言うのにびっくりするほどすいています。1時間30分で水戸南に着きました。
水戸駅はイメージと大きく違って大きなMARUIの駅ビル、駅前は1階がバス停、2階が歩行者となっている再開発された都会でした。
お目当ての納豆弁当は水戸駅構内で売っている駅弁です。しかし事前の調べで、駅から少し先にその納豆弁当の鈴木屋さんの本社がありそこで弁当の販売もしてるというのです。

画面3
ビルの1階の角に二台分の駐車スペースがある販売窓口がありました。中に入ると3坪ぐらいのお店にL字型のショーウィンドウ。中にはサンプルが奇麗に並んでいます。どれもおいしそう。さてどれにしようか考えていました。お目当てのもう一つのお弁当の「印籠弁当」は想像した通りのものでした。印籠を弁当箱にした3段積みです。
選んでいる時に「ん??」となりました。なななんと、納豆弁当がありません。本社のショーウィンドウには鈴木屋さんの全種類?のお弁当があるはず。でも見当たらないんです。そこで販売の女性に訪ねたところ「納豆弁当は駅だけなんですよ」と。ガガガーーン!ショック、そりゃ困ったですー。
しかしさすが鈴木屋さん「ちょっと工場の人に聞いてみましょう。」と販売店の後ろの工場へのドアを開け、「ねえ!納豆弁当、できる〜〜?」
そしてOKだと言うことでほっとしました。
そして各自思い思いの弁当をオーダーしました。待つこと約20分。目的の納豆弁当も買えたし満足満足。もちろんすべてその工場での作り立てです。
画面5
画面6
さてどこで食べようか。鈴木屋さんの先に偕楽園があるのです。車で5分。常磐神社前の駐車場から歩きます。そこは静かな心も安らぐ自然がいっぱいです。神社の境内をのんびり行くと右側に義烈館という水戸黄門の博物館がありましたが入場料が300円だったので入りませんでした。
そしてその先に常磐神社がありましたが遠くから「健康」をお願いしてまっすぐ進み目的の偕楽園の入り口です。
画面7
水戸と言えば納豆と思ってましたが、もう一つの名産として「うなぎ」があるそうです。偕楽園の入り口の偕楽園レストハウスに「名物 水戸うなぎ ひつまぶし1260円」と大きな看板がありました。
偕楽園は3000本の梅で有名ですが、もう散ってしまったようでした。良く手入れの行き届いた庭園に熟年カップルや小旅行の人などのんびり景色を楽しんでいました。お弁当を食べに来た人は、、、あまりいないですね。
画面8 この景色は大きな写真でお見せしたいのです。
見たい人は ここ↑ここ→を押してください。
おいしくお弁当を食べ、のんびりと先に進むと古い家屋がありました。好文亭です。ツツジの花が奇麗です。
この偕楽亭は江戸時代末期に造られ、現在公園をして整備されていて、市街地に位置する都市公園としてはニューヨークのセントラルパークに次いで世界第2位の広さだということです。
画面9 帰りに心優しい物を見つけました。偕楽園入り口のレストハウスに「無料貸し出し」のちょっと変わった車いす。なんで?と思ってましたが、偕楽園の中は細かな石じゅうたん。普通の車イスではうまく動けません。それでこの大きな空気タイヤの車イスなんですね。しかも無料。水戸の人の心にちょっとうれしくなりました。

※納豆弁当の内容は6月1日号「お弁当」で。
 ちょっと待ってね。
 そして印籠弁当は7月号ですー。



 
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渡辺よしお (watnjp@yahoo.co.jp)