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 平成24年6月1日更新
5月の連休明けでにひっそりした山形県のかみのやま温泉に行ってみました。
画面2 かみのやま温泉は山形新幹線も停まる東北の温泉地です。でも時間に寄っては通過してしまうのでよく確かめてから訪れてくださいね。
ちょうどこの日の日程は、山形新幹線が通過してしまう時間だったので山形駅から奥羽本線に乗り換えです。
その2両編成の列車に乗るときにちょっとびっくり。
ドアはボタンを押して開けるんです。冬が厳しい地方ではおなじみの方式のようですが、実際に出会ったので興味津々でした。
さあ出発です。駅によっては無人駅だそうです。と言うわけでこの列車はワンマン運転。車両の後ろのドアから入り整理券を取って乗り、運転手がいる一番前のドアから料金を払って降りるのです。無人駅では前と後ろのドアしか開きません。
かみのやま温泉駅は改札があるので、車両のドアは全部開きました。これって初めての私にはどの駅でどうなるのかわかりませんでしたー。
画面2 かみのやま温泉駅を出ると、駅前にタクシー乗り場でひまそうな運転手さんが雑談していました。
駅から右に歩き、大きな道にでるとそこに足湯がありました。ちょっと駅から遠いのでそのまま気が付かない人も多いかも。と思ってしまいました。鳴子温泉駅のように駅前に設置していたら面白いんですけどね。
画面1 かみのやま温泉の観光名所と言うと後で行く上ノ山城ですが、もうひとつ数年前に上映し話題になった「おくりびと」のワンシーンの撮影地「コンチェルド」前の花壇。てくてく歩いて5〜6分で到着しました。ちょうど花の植え替え時期でしたので花壇には花はありませんでした。そしてイメージと違い大きな道路に面していました。ゆっくり観光って感じではありませんでしたわーー。
画面2 街の中には歴史を感じる”もの”がたくさんありました。駅正面からまっすぐ延びる道でなかなか今では見られない火事を報せる半鐘(はんしょう)のやぐらです。
東京では消防署にあった火の見やぐらでさえ電話の普及や高い建物で見通せない等の理由で廃止になっています。隣の倉庫には消防団の消防車が入っているんでしょうね。
画面1 大通りには消火栓があちらにこちらに立っていました。傘の屋根をかぶってリニューアルしていますが、消火栓本体は結構古いものらしく道路にネジ込んであるボルトが錆びついていました。消火栓の栓はちゃんとまわるんでしょうかね。ちょっと不安。 まあ使われない事が一番なんでしょうけどね。
画面2 街並の一角に石灯籠があり祭っていました。横の立て看板によると「十日町の市神石憧」高さ176cmの安山岩で室町時代の初期に造立されたもの。とか。。
なにやら由緒正しい石憧らしいのでまずは両手を合わせて拝みましたー。
道路を挟んだ向かいに新しい2階建ての店舗がありました。文房具屋さんのようです。でもちょっと不思議。入り口に大きな木が生えていて2階の吹き抜けまで延びています。もちろんオブジェではなく本物の大きな木です。立て替えの時にそのままの位置で残したんですね。
画面1 そしてその隣も何かの商店のようですが、その建物は蔵です。この町には蔵が多く、うまくリニューアルして使用しています。
昔の”もの”を大切にしているなあと感じました。
画面2 寄り道しながらのんびり歩いて20分ほどで上山城が見えてきました。だらだらと上り坂が結構足にきますねえ。そしてお城の下に到着しました。どーんと構えてそびえ立つお城の4Fからは、かみのやまの町が一望できます。1Fから3Fが展示室のように作られていて歴史的な展示物もあり楽しめます。
4Fまではエレベーターも完備されているので足の弱い方にもお薦めです。
画面1 お城の手前のおみやげも販売しているお茶処でひとやすみ。
ちょっとお腹も空いてきたのでいろいろなおそば写真が載っているポスターを見て天ぷらソバを注文したらありませんとの返事。ありゃ?。このポスターはお土産のおそばのイメージでした。ガクっ!
海苔で巻いたお餅と山形名物の玉こんにゃくをおいしく頂きました。
お茶はセルフサービスで無料で飲めます。 ぶらりのんびり気ままな旅にはぴったりのかみのやまでしたー。

 
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)