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旅行には何かテーマを決めて出発するのですが、今回は「珍しい食」としました。まずは東京駅で「銀のぶどう」の夏限定マンゴウロールケーキを買い込み、車中で頂きました。1260円はちょっとお高いかも。。と思いつつ新幹線が新庄駅に到着しました。
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毎年８月２５日が奇麗に飾った山車がたくさん町中を移動する新庄まつりなのですが、前日の２４日は当日よりもある意味盛り上がる夜まつりでした。各村の飾り山車は明かりで浮きだされ、エレクトリックパレードのようです。
まつりの楽しみは屋台。メイン通りの車道の両側はぎっしり。私は通りから外れた軽ワゴンのたこ焼きをゲット。まあまあお祭りの味ですね。
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２５日はお祭り本番すが、朝から緬打ち名人にお願いして田んぼと畑へ連れていってもらいました。
ああ〜自然満喫です。この気持ちよさは写真や文章では伝えられません。とにかく空気ってこういうことだったんだなあって思いました。
畑のトマト。その場で頂きましたが忘れていたトマトの味。都会で暮らす私には”めずらしい食”これが自然の味なんですね。ちょっと小ぶりだったので５個もその場で頂きました。うまい！
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もう１０年前になりますが、一度行って「焼き鳥風こんにゃく」に感動したので、もう一度みたいなあと午後は新庄まつりにもいかずに山形方面に戻り上山市にある「こんにゃく番所 丹野こんにゃく」に行ってみました。
あいにく食事処は定休日だったのですが売店は営業しました。どうですか？焼き鳥風コンニャク。どう見てもネギ間の焼き鳥ですよね。そして味は焼き鳥のタレで、歯ごたえはさすがにちょっと弾力があるコンニャクですが、なかなかうまいのです。お見事！その他ラ・フランス風ゼリーはラ・フランスの細かいジャリジャリ感を再現していて言われないとコンニャクとは思えません。これもお見事！
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酒田方面に向かい、「チェリーランド」でさくらんぼアイス。そして冷やしラーメン。この冷やしラーメンはいままで食べた冷やし中華とはまったく違うラーメンです。暖かな醤油ラーメンの味で冷蔵庫でキンキンに冷やした冷え冷えのスープでしまった緬がおいしい。絶品ですー。
山形の床屋さんでで冷やしたシャンプーが話題になっていますが、冷やしたこのラーメンも一度味わってほしいと思います。
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翌日、趣味のそば名人を訪ねると七割そばを打っていました。午後からは十割を打つと聞いたので是非食べてみたいとお願いしました。
そば粉十割と言うと、ほんとうにうまく打たないとボロボロと麺が切れてしまうのです。だいぶ前に「十割そば」の看板に惹かれて入ったお店でマカロニのようにぶつ切れになったソバでがっかりしたことがありました。
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午後の予定あったので名人の十割そばを打つところは見ることができませんでしたが、夕方おじゃまして目の前でゆでてもらって頂きましたが、長さ艶ともにとても十割とは思えないほどでした。でも食べた瞬間にそのソバの香ばしさと麺の腰の強さで納得です。ああ〜麺を打つところが見たかったです。
ツユも名人の特製で、昆布や鰹節のいくつものだしを名人が捜し当てた時間で火を入れ、寝かして作り上げた味。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
山形の新聞にも取り上げられたのですが老人ホームで麺打ちの仲間と二人でボランティアで手打ち麺をごちそうしたそうです。
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さて私の珍しい物食べ食べ旅行の最後はスイカ。でも赤い実ではなく黄色い実です。
毎年一日１個は頂いちゃう赤いスイカは、残念ながら今年の長雨と日照時間の少なさでいまいちの甘さでした。この黄色いスイカは、大きさは小降りですが味はグッド。４つに分けて朝、昼、３時、そして夜にいただきました。ごちそうさま。 ● 旅行前に間食抜きで３kgダイエットしましたが、おいしさに元に戻ってしまいました（笑）。 |
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)