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 平成24年9月1日更新
今年の夏の暑さは格段とたまりません。ぐたーっとしていた時に毎年山形でお世話になっている趣味の麺道楽のKさんからお呼びがかかり、暑い夏を堪能してきました。
画面2 駅に着くと日差しが肌に突き刺さります。東京のもあっとした空気ではないのが救いです。その日はKさん宅にご厄介になり翌日朝4時に田んぼに向いました。こんな早朝からなのかなあと車から外を見ていると、畑仕事の人だけでは無く、ふつうに少年2人が歩いています。山形の朝は早い!
田んぼに到着し目の前に広がる一面の緑(稲もまだ空に向ってすくすく伸びている時期なんです)で気持ち良かったです。よく見ると稲の先と先に水平になるようにクモの巣が張っています。中央にクモも発見。よく見るとあっちにもこっちにも。初めて見ました。稲によってくる虫を狙っているんでしょうね。Kさんもそのままにしていましたので稲にとってもよいのかもしれませんね。
画面2
田んぼを後にしKさんの畑に到着するとKさんが私を呼んだ理由がわかりました。畑に成っているトマトをもぎりさっと水で流し、ガブッとかぶりつくと「ああ〜!これだ!トマトはこの味だー!」と感動してしまいました。日ごろから食べているトマトはその色と形でなんとなくトマトの味と思ってしまいますが、改めてトマト本来の味を確認したのです。ん==うまい。その他、ナス、大根と暑い夏ですくすく育っていました。
画面1 次ぎに行った畑はなんとKさんの家の裏にある家庭菜園?いいえ、その広さはふつうの畑です。そこで珍しい物を見つけました。左の写真は真ん丸に曲がったキュウリ。市場じゃ売り物ならないと跳ねられちゃうでしょうね。味はまっすぐなきゅうりと同じなんですがね。
ここの畑は自宅で食べるためだと言うことですが、大きなインゲンやらトウモロコシやらより取りみどりでございます。家の裏に八百屋さんがあるみたいです。
そしてアイデア満載のKさんのお母さんが、吊りスイカにチャレンジしていました。スイカは通常土の上に大きな実を着けるのですがなんと枝にぶら下がっています。棚ネギのネットで包んでつっているそうです。これで太陽が当たらない下の部分まで甘くなるそうです。すごい!
画面2 さてさてビールのお共といえば枝豆ですね。茹でてくれました、この量です。見るからに育った実がたまりません。枝豆だけでお腹がいっぱいになりました。ん〜〜ん満足満足。
画面1
その満腹顔の私がKさんに連れていかれたのが、趣味の麺工房。なんと面打ちの部屋を作っていました。聞くところによると温度湿度がとても重要。面打ち台の横に温度計湿度計がありました。
画面2 趣味とは言えさすがに手慣れたもので、さくさくと十割ソバを作ってくれました。今年はまた一段と麺を細く切っていましたが、つなぎも入れていない十割なのに途中で切れない腰と弾力。とてもおいしいかったです。 毎年腕と上げていますねえ。ご馳走さまでした。
画面1 もう満腹で後は寝ちゃうだけと言う私が次ぎに連れていかれたのが、駅前にある隠れ家的なおしゃれなレストラン。ダウンライトで落ち着いた個室に案内されて出てきた料理が本格派のイタリアン。味良し雰囲気良しで気持ち良く酔ってしまいましたー。後で聞いたらレストランではなく居酒屋なんですって。センスがいい居酒屋さんキッチンマカロニでしたー。Kさんの顔で”山崎”がでてくるわ、何から何までお世話になりました。ご馳走さまでした。
暑くて嫌になるこのごろの夏ですがこの暑さのおかげでおいしい物がいただけることに感謝してエアコンの効いた新幹線で帰ってきましたー。

 
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)