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 2023年4月1日更新 
ヤマハYDS-150
時々地域の観光案内サイトを見るのですが、前から気になっていた炭ギャラリーへ行ってみました。
画面1 JR蒲田駅から東急池上線にのって久ケ原駅で下車。駅につく前に電車の窓から建物に大きな「炭」の文字が見えていました。
歩いて1分程度で到着しました。普通のアパートのような外見ですが「炭」のネームプレートが印象的です。真向かいにここを管理している株式会社増田屋さんの事務所があったのでお声を掛けさせていただき取材させていただきました。
ドアは開いていましたが靴を脱ぐのかそのままで良いのかちょっと戸惑いましたが、「靴のままお上がり下さい」と親切な案内板でほっとしました。
画面2 ”玄関”を上がると床がガラスのような作りで床下が見えるようになっていました。実はこの炭ギャラリーを作るにあたっては「炭を家に入れるとどうなるのか、ということを具体的に示したかったため」とホームページに載っていました。炭は脱臭効果や湿度調整にもとても優れた部材ということをここで実際に提案しているわけですね。床下にはもちろん調湿用備長炭、壁と天井には備長炭シートを入れてあるそうです。
そうそうここは以前アパートだった場所を改装して作ったそうで、いろいろ納得です。
画面3 フロアーには沢山の「炭」が展示されています。有名なところでは「備長炭」ですが、その備長炭もいろいろな種類があるんですね。炭は元々”木”を焼いて作りますが元の”木”の種類によってそこから生まれる火が違うとのことです。焼鳥屋さんにはこの備長炭、バーベキューにはこちらの備長炭、などなど。特に厳密に指定があるのが茶道用のくぬぎ炭や備長炭のようです。
画面5 右の写真の炭、全部備長炭なんですよ。長いのやらかけらのようなのやら、短くて太いのやら、備長炭と言っても奥が深いので、にわか知識の私には難しい話しです。
画面7 展示台の下にも箱で販売している炭も展示してありました。2つの箱の中はそれぞれ太さが違いますがどちらも茶道用と書いてありました。
画面8 これは贈答用なのでしょうか茶道の炭の詰め合わせのようです。くぬぎ炭と備長炭が入っていますね。「いつもお世話になっております」と挨拶しながらさしだすのでしょうかね。
画面6 炭の展示と説明だけかと思ったら奥にクイズコーナーがありました。3つの炭の中で「備長炭」はどれでしょう?
答えは・・ぜひご来場していただいてパネルの下をめくって見て下さいね。私はやっぱりと言う事で当たりました。と言っても賞品はありませんよ。その他にも「炭の生産量が多いのはどこでしょう。」とか面白かったです。
私が知っている燃やすための炭の他に、その脱臭効果や湿気対策に有効な性質を生かしたインテリア性がある飾れる炭が印象的でした。
画面4
リビングにちょっと置きたくなるようなデザインで、部屋の空気が変わるかも。 実はこのギャラリーには炭が沢山あるわけですね。コロナのためにマスクでお邪魔しましたが、他の人がいなかったのでマスクを外して深呼吸したら空気がとても良いのです。
画面8 炭を練り込んだ繊維って知っていましたか?その繊維で作ったくつ下やネクタイ。自然の脱臭効果が期待されますね。
2階に上がると。ネクタイや炭を使った日常品など展示されています。大きな物では関東火鉢がずらり、小さな物では歯ブラシ、そして炭繊維の備長炭シート等。炭の世界がこんなに広いとはここに来るまでわかりませんでした。記念品として帰りに炭歯ブラシを購入しました。
興味のある方は一度ぜひ行ってみてください。
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炭ギャラリー(株式会社 増田屋)
東京都大田区久ケ原2-5-3
03-3511-3181
入館料:無料
開館時間:午前9時〜午後5時30分
(日・祭日休館)
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渡辺よしお (info@watn.jp)