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 平成28年6月1日更新
レポートタイトル
大田区の中ほどにある区民の憩いの場所になっている洗足池。ここで毎年”和”の音楽イベントが開催されています。
今年も5月12日にあると聞き、その準備模様を見てみようと行ってみました。
======== 11日 ==========
材料到着 準備は前日の11日からのようですがスタッフに聞いたところ実は準備の為に4月20日にステージの仮設営などでテストしていたそうです。
11日朝9時に洗足池の池月橋に到着しました。もうステージ部材も到着してトラックから降ろされていました。結構な量の材料ですがいったいどこに使うんでしょうね。
鳥居前ステージ制作 いつもは憩いの池にかかる池月橋。ここがステージになるんです。そして鳥居の前から池に突き出るステージを設営するようです。この鳥居の前ステージの設営を見ていましたが職人さんが腰まである長靴の深いのを履き、池に入って鉄パイプを組んでいます。その上に平台を乗せていくのですが、なんせ下が池ですので水平にするのが難しそうです。
島中ステージ制作 昨年は橋の上ステージで笛、鳥居前ステージにグランドピアノ、そして橋の下を船頭さんがこぐ船ステージで笛をしていましたが、今年は船は無く、いままで行なっていなかった池の中にある島の中にステージを設営してそこで能の舞いをすると聞いています。なんだかそれらのステージが出来上がってくるとわくわくして明日が楽しみです。
渡り廊下制作 そして鳥居前ステージと島中ステージを結ぶ渡り廊下を作っていました。もちろん池の上に橋のように設営するのですから、しっかり作っていないと大変です。設置後も何回も安全確認していました。
ステージの板の敷き詰めが終わると、全体にパンチカーペットを敷き詰めが始まりました。さすがに職人さんの集団ですから、端からあれよあれよと奇麗に敷かれていきました。
今日の作業はここまでで、雨対策でおおきなブルーシートを被せて終了となりました。
======== 12日 ==========
TV中継基地 当日も9時に到着しましたが、もう照明さん、音響さんと準備に入っていました。橋の横の草木にはケーブルテレビの中継局がテントを張っていました。実は生放送をするそうです。テント内は画面など機材がぎっしり。朝から忙しく準備していました。
カメラ テレビカメラもちょっとみても4台。池月橋を狙っています。
音響さんのスピーカーはどこにあるのかよく見ると、橋が山のように3つ繋がっている堺目に手すりよりも低い位置に置いてありました。和の雰囲気を壊さないように配慮しているんですね。
照明台 池月橋の正面にはとても高いタワーが建てられ、照明が設置されていました。上段にあるスポットライトはとても重く、滑車とロープでゆっくり上げていました。照明ライトは電球とLEDを混在していろいろな場所に設置していました。渡り廊下にも小さなライトが配置されていました。
樹木ライトアップ 洗足池はとても樹木が多く、緑に囲まれている感じです。その樹木もライトアップされて演出効果ばつぐんになるでしょう。そのライトアップのLEDライトが根本に設置されていました。
その他、内緒で教えてもらった事ですが、演目の途中で灯籠流しをするようで、その灯籠とうまく浮かんで進んで行くようにするための秘密の細工も終わっているんですって。
準備万端 設営準備も終わりリハーサルが行われました。そして最終チェックが終わり、段々と気分が高まってきました。そろそろお客様受付の時間です。入場無料ですが、席は300しかありません。私は立ち見でいろいろな角度から見てみようかと思います。
※そして残念なお知らせですが、本番が始まって写そうかと電源を入れてもデジカメが動きません。なんと言う事かこんな時に壊れちゃったみたいです。本番の撮影は断念しまいたが、目でしっかり見てその笛の響きに堪能しました。
(※タイトルの本番写真は昨年の物です。ぺこり)




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渡辺よしお (info@watn.jp)