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watn特集タイトル
 平成28年3月1日更新
ニュースで日本にラッコがいなくなるー。って聞いて調べたら輸入禁止で国内で繁殖していかなければならない。池袋にあるサンシャイン水族館にいたメスのミールちゃんが今年1月7日に亡くなり、残されたオスのロイズちゃんは他の水族館へ行くことになってしまったのでした。これで約30年間続いたサンシャイン水族館のラッコ展示が2016年2月29日で終了となってしまうのです。
看板 訪れたのは2月25日木曜日、到着したエレベーターから大勢の幼稚園児が降りてきました。きっと遠足でラッコちゃんに会いにきたんでしょうね。
エレベーターが屋上に到着すると入り口には「ラッコさん、想いでをありがとう」の立て看板。ロイドがいなくなった後、ラッコの展示は無くなるわけですね。WATNもそんなにラッコを見に来るわけではありませんが、やっぱり寂しいです。
通常展示の水槽の前にも大勢の人が来ていました。今日は平日ですが集まってくるもんですねえ。進んでいくとラッコの水槽の前にはもっと大勢の人、人、人。ちょうどラッコの食事タイムのようで、飼育員が笑顔でラッコに語りかけていました。
ラッコ前 丁度MXテレビのニュース取材のようで水槽の前で撮影していました。その横に入れたのでWATNもアップでラッコちゃんに会えました。
さすがにその愛くるしいしぐさに人気があるのは当たり前。また飼育員と仲が良いことも伝わってきます。
有名なアワビの食べ方も実際にその場で観ると感動でした。アワビを水中に投げ込むと瞬発入れずに飛び込み、掴み、水面で器用に手を使って本当に腹の上でカチカチして食べていました。
ラッコ
そのしぐさを動画に納めてきましたので、下記のYouTubeでお楽しみください。
ラッコカード
水族館の水槽はいつも奇麗ですね。ここにはスタッフの努力があるんです。ラッコちゃんに別れを言って奥に進みましたが、ここでめずらしい展示がありました。
魚と同時に生息しているのは
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分布:アクアスタッフ、
生態:定期的に水槽内に登場する。
   人間とのコミュニケーションが大好きで、
   水槽にいる生物の中で唯一、手を振ると
   振りかえす習性がある。

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と水槽のガラス面に表示してありました。 展示中でも水槽内の清掃を楽しく行っているスタッフに脱帽のWATNでした。

 
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渡辺よしお (info@watn.jp)