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 平成28年1月1日更新
トラピックスツアー「さいはての秘境 奥能登たっぷり大周遊 3日間」に参加してきました。 北陸新幹線の開通で注目の石川県です。多くのツアーはその新幹線を利用するのですが、今回トラピックスで見つけたのが羽田から朝9時に離陸して9時45分に能登空港に着陸すると言う行く時間短縮プランでした。実際にあっと言う間に着いちゃいました。
のぼり 能登空港からは3日間お世話になるバスが待っていました。まずはNHK朝の連続ドラマ「まれ:のロケ地となった大沢町。見どころは写真の間垣。高さが4mぐらいあり、竹を並べて作った塀で、日本海からの強い風や潮しぶきから家屋を守るために考えられた物です。丁度この日は雨で日本海からの強い風に吹かれた横殴りの雨で通りは傘もさせなかったのですがこの間垣をくぐり(指定の)民家の庭に入ると不思議と風がなくなりました。地域の知恵ってすごいですね。近くの西保公民館にはNHK「まれ」の撮影当時の写真や出演者とのふれあい写真など展示してありました。
その後、観光名所をまわるツアーですので「曹洞宗の大本山の總持寺祖院」「能登金剛・厳門」を大雨の中、傘がこわれないように観光し、15時すぎに2連泊する能登ロイヤルホテルに到着しました。今日は部屋でのんびり&好きな物食べて&露天風呂で ございます。

*********ホテル1目泊**********

Tシャツ 2日目の朝は8時ホテルを出発。ツアーは集合時間厳守、今回の参加のみなさんは遅刻無しで素晴らしいです。
この日はどどどーっと8箇所も回っちゃうのです。まずは輪島塗りの工房で輪島塗り工程を実際に見ました。塗り待ちなのかエレキギターのボディが有りました。形からストラトシンシンハムですね(マニアチックですみません。ぺこり)。
塗りの職人、磨きの職人さんとそれぞれの工程で職人さんの技がありました。そして直売所ではそれはそれは奇麗な輝きの輪島塗のテーブル、食器、ブレスレットなど。私は箸を購入しました。
POP切り
さて続いてはネットや写真では良く見た「白米の千枚田」。上から見下ろす形になりますが、写真のように山の斜面を階段状に切り開いて水が溜るようにしている水田です。幅の狭い田んぼは稲の後が3列しかありません。もちろん耕うん機など機械を持ち込むことができないので、田植えから刈り取りまで手作業だということです。
出演者 次は国指定重要文化財の本家上時国家(約160年前の建物)の見学。そして昼食は「庄屋の館」での和食会席が豪華でした。この時も雨で日本海からの冷たい風、という条件がそろい庄屋の館の前の海から「波の花」が押し寄せていました。これだけの量はなかなか見ることができないとバスの運転手さんが言っていました。寒いけどラッキーでした。
奥能登すず塩田村 昼食も終り、まだまだ名所観光は続きます。次は今では全国に数箇所しかない海の水から塩を作っている「奥能登すず塩田村」で塩の作り方をビデオで見て実際の塩田を見学。説明してくれたおっちゃんが海の水を塩田に目の前でまいてくれたのですが、海からの風で前の人にかかってしまったみたいです。後ろで見ていてよかったー。数ある工程の中で煮詰める時間があるのですが、この写真の大きな釜で煮詰めていくんですよ。
黄金のルンバ さてさて時間も16時前になり寒さが身にしみて着ました。次はここも着てみたかった能登半島の最北端の禄剛崎。想像していたよりも小さな灯台が公園の端にぽつんと建っていました。ここからの海の眺めは最高でした。雨も少しやんだのですがどんより雲です。晴天だったら感動の写真が撮れたと思います。
次は空中展望台があるパワースポットと言われている珠洲岬です。ここにある空中展望台は崖の上にある展望台の端からH鋼(鉄骨構造の工場の柱にも使われている鉄の断面がHの形になっている鋼材)1本が延びていて、その上に通路と先にちょっと広くなった展望スペース。注意書きに6人まで使用と書いてありました。怖い。その崖の下に有名な「ランプの宿」があるのです。タイトルの四角の穴があいている岩もここにあり、その穴の向こう側から顔を出しての記念撮影がお勧めと観光ガイドに書いてありましたので写してみました。
POP切り さて今日の最後の観光は見附島。海にぽつりと置いてあるような岩の島です。引き潮の時には歩いて渡れるのか岩が並んでいました。ここには鳴らすと幸せになる鐘もあってカップルにも人気のようです。
本日の観光はこれで終了。ホテルに戻ったのは16:30分。ちょっと寛いでから夕食です。今日は能登牛会席です。楽しみ〜〜。

*********ホテル2目泊**********

最終日の3日目も8箇所もまわります。
まずは妙成寺。加賀藩前田家初代からの造営とパンフレットに書いてありました。観光地をしては少しさびしいですが、中に入ると五重の塔など立派な建物もあり、庭のコケと静けさが時間の動きを止めてしまいそうです。
次は宇宙科学博物館。いままでの名所まわりと少し違う世界観ですが、NASAから無償借り着けしている月面車の本物が展示しているのです。その他にもソ連の宇宙船や実際に月に降り立ったアポロの宇宙服なども展示してありました。宇宙好きな方にはたまらない博物館だと思いますよ。私が気に入ったのはトイレなどの表示が男女の宇宙人っぽいキャラクター。遊び心があって好きです。
次に予定していた「千里浜なぎざ」は海岸の砂浜を観光バスで走る楽しみにしていた一つでしたが、雨の為通行禁止になってしまい断念しました。
夜桜 さて昼食です。バスは能登食祭市場に到着で自由食になります。私は日本海の新鮮な魚ということで、2階の「漁師屋」で海鮮丼B(1780円)を注文しました。特大みそ汁付きとは載っていましたが、でてきたみそ汁の大きさにびっくり。海鮮丼のどんぶりと同じおおきさにたっぷりです。エビの頭も入っていてダシがとっても効いて惜しかったです。もちろん海鮮丼は言うこと無し。日本海のツアーに来て良かったと思う食材が厚切りなのも嬉しかったです。いままでいくらと甘エビはそんなに好きではなかったのですが、このいくら、甘エビは食感が全然ちがってこれが本物なのだなあと 好きになっちゃいました。
お腹もいっぱいになって次に向かったのはテレビでもおなじみのパテシェ辻口博啓さんのお店にある美術館。近くにあの加賀屋がありましたが、そんなに大きな敷地ではなかったですね。その後はバスを降り、和倉温泉駅から能登中島駅まで「のと鉄道ローカル列車」に乗って移動です。バスのように前から出るときに払う後払いなんですよ。乗車時に整理券を忘れないで取ってくだしさいね。
最後はその能登中島駅に展示されている郵便車両の中を見学し、能登空港に到着。17時発の羽田行きに乗って無事に18時羽田空港に到着しました。とっても充実した3日間で楽しかったです。

 
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渡辺よしお (info@watn.jp)