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 平成22年10月1日更新
画面1 老舗が並ぶ銀座に若い子向けのファッション専門店が進出してきた昨今、デパート業界の老舗「銀座三越」がリニューアルオープンと聞き行ってみました。
半年前に松阪屋銀座店がその若い子向けのフォーエバー21で来店者数を確保しようと店舗の約半分近くを数階に渡りフォーエバー21を誘店しました。
その現状は各階のフォーエバー21フロアには確かに多くのお客でにぎわい活気があるものの、一歩松坂屋フロアに入ると寂しい感じ。なかなか難しいようです。
さて注目の「銀座三越」はどうなのか、東京メトロ日比谷線のA10出口から出てまずは外観を見てみました。「ん〜」たしかに新しいですがこれといったインパクトは感じませんねえ。
画面2 しかーし中に入るとびっくりです。行ったのは火曜日、平日にもかかわらず物凄い人です。何かイベントでも1Fでやっているのかと回りを見渡しましたが特にやっていません。待ちあわせなのか中に入っていく人よりも入り口付近で立っている人が多かったです。
広くとってある通路の両わきにはブランドごとではなく、バックなどの商品べつにいろいろなブラントを展示してありました。
ただ、数千円のバックの隣に数十万のバックが展示してあるので購入しにくい感じました。やっぱり財布の中と相談しないとですよね。
画面3 各階の売り場は通路を広くし、展示もゆったりしていました。
子供連れの家族には必要な授乳室はもちろん、親子休憩室も無料で利用でき、家族づれにも手厚いサービスです。そして有料ですが託児所も用意されているので、子供を預けてゆっくり買い物もできるんですって。
そして今回のリニューアルの目玉は9階にある屋上広場。名称を「銀座テラス」として銀座に来た人は誰でもここでくつろいでもらおうというスペースです。
そこはテラスがあるレストランから広がり、通路には船のデッキを思わせるような木製。そして中央には人工芝ではなく本物の芝生が一面に広がっています。
回りのベンチには地下で購入したのかお弁当を食べる人、話題のテラスを写メする人とさまざま。なるほどみなさん癒されていますねえ。
レストランがそこにあるのになんと飲み物の自販機があるには驚きです。余裕なんですね。でもこの自販機の存在はここを利用する人にはとてもうれしいと思います。
わいわいガヤガヤしている年齢層ではない”大人”の空間を目指している銀座三越が見えたような気がします。
画面4 ひとつおもしろいと思ったのはその銀座テラスの左側の一角に大きなお地蔵さん?なんと”神社”があるのです。出世祈願と書かれた札もありましたが、何を祭ってあるのかは不明です。ただ後から後から人が訪れて手を合わせていました。
この神社の事は銀座三越のHPでも「銀座出世地蔵尊三越神社」とだけフロアガイドにかいてあるだけで詳しい紹介していません。不思議ですが一度訪れるのもいいかも〜。
画面5 その銀座テラスの横の大きな壁(三越の大きな看板がある建物)に横6枚縦9枚の太陽光発電パネルが取り付けてありました。この他に2ヶ所に取り付けてあるようです。今回のリニューアルではこの銀座テラスの道路寄りに農園「テラスファーム」を設けたり都会のど真ん中の銀座で地球にやさしいデパートを目指してるようです。
買い物でなくてものんびりと寄ってみたい場所になるといいですね。

銀座三越のHPは こちら

 
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)