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 平成25年7月1日更新より
画面2 毎年この時期に池上本門寺で「全ての人が平和に暮らせるように」と祈願して行なわれているキャンドルナイト。今年も行ってみました。

画面2 ちょっと到着が早かったようで、本堂前ではスタッフが音響機材を配置していたり、階段にキャンドルを並べたりで忙しそうにしていました。本堂までの長い階段にもこのキャンドルを並べるみたいです。その数に大変な作業です。
もちろんただ並べているだけではありません。ちゃんと文字になるようにひとつひとつ確かめながら置いていくのですから気の遠くなる作業だと再度感動しました。
画面1 境内を歩きすこし心を洗われていたころに進行役のお坊さんが開会を宣言。
続いて少女合唱隊が上手から入ってきました。この本堂の階段の舞台で済みきった声を聞かせてくれました。すると続いては和太鼓のチームが力強い音で活気付けます。 だんだんと気持ちも盛り上がってきます。
和太鼓終了後に偉いお坊さんのお話です。いかにみんなが平和にくらせるように自分が何をするべきか。。。などなど。。忙しい毎日に流されている自分を少し見つめてみるきっかけになった時間でした。

画面2 さあ今日のお目当ての「雅楽」の演奏が始まりました。越天楽など雅楽でも聞きやすい曲を演奏してくれました。演奏しているのもお坊さんなんです。修業の合間に 練習しているんですかね。そしてこの雅楽の楽器はとても繊細で、特に「ショウ」は演奏の合間に横に置いた火鉢で乾燥させているんですって。
雅楽が終わると本堂前の広場は厳かな雰囲気。そして平和を願ってカウントダウンで境内の照明が消え、無数に置かれたキャンドルが光り輝いています。しばらくすると本堂の大きな戸が開き、お坊さんが次々に現れて平和祈願の法要が始まりました。お経と聞くと眠くなる印象ですが、ここの法要は動きながらお経を唱え、その光景は引き込まれるものがありました。
すべての演目が終了しましたが、境内のキャンドルを見ながら平和の大事さを再認識した夜になりました。

 
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渡辺よしお (watnjp@yahoo.co.jp)