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不況と言うと何かにつけて報道される”大田区の町工場”ですが、その大田区の町工場の実力がみれる「第15回おおた工業フェア2011」に行ってきました。![]() 入場は無料ですが、入場者は受付しなければなりません。名前や会社名を記入していざ会場内へ。。平日にもかかわらず入場者の多さにまず驚きです。私のような興味本位の人は少なく、どこかの企業の人達のようで商談もしていました。 大田区の物作りと言うと歯車とか工場で使う部品というイメージがあったのですが、いろいろな分野のいろいろなアイデアが満載でした。 ![]() 大きな家電屋さんでこのごろよく見る立体液晶テレビのようですが実は大きな違いがありました。それは使用するメガネです。立体テレビには1個1万円位のメガネを使用しますし、しかもケーブルが邪魔。しかしこのメガネは映画館で使用するようなプラスチックのケーブル無し。安価にできると言う事でした。原理は偏光レンズが基本のようですが、説明を聞いても良くわかりませんでした。(ごめんさない) そしてこのシステムが利用されるとサッカーなどの生中継が立体で同時に多くの人で見れるわけでこりゃー盛り上がりますねえ。 ![]() ![]() そして一番エコだと思うモーターが上右写真の「エアーモーター」です。黄色や赤色のビニールパイプは自転車の空気入れから延びてこのモーターに繋がっています。その自転車の空気入れを汗をかきながら空気を入れるとものモーターが勢い良く周り始めました。これってエコ&ダイエットでどこかのスポーツクラブで取り入れませんかねえ。そしてこうしたアイデアと回転系のスムースな動きに大田区の精密さと技術の高さを感じました。 ![]() 右の写真はなんだかわかりますか?実はこれ人工ダイヤを取り付けた生わさび用のおろし金でその名は「おろしジョーズ」。価格は1万円です。 説明によると生わさびをおろすのは鮫の皮が一般的ですがすぐにすり減ってしまう。 しかしこの「おろしジョーズ」は半永久的に使えると言う事です。それを考えると高くは無い。らしいです。 本わさびを出す小料理屋さんにとっては安いかもー。かな? ![]() 前に体験したろくろを使ったどんぶり作りに似ていますが、固い金属が土を同じようにその姿を変えていくのが信じられませんでした。ろくろでは力を入れすぎると穴があいたりするので質問すると、笑いながら「同じように下手に力をいれるとゆがんだり厚さが一定でなくなったりするさ、穴があくまでなった事はないけどね」と。 この技術でロケットの先端を作っている人にバカな質問をしてしまいましたー。 ● その他にもスズリに墨を挟んで人の手のような動きで墨を擦っていく行く機械など、 まだまだご紹介したい展示品がいっぱいあったのですが、この工業フェアは毎年行われているようなので一度足を運んで実際に見て触れて感動してほしいなあと思いました。 名称:第15回高度技術。技能展 おおた工業フェア 会期:2011年2月3日(木)〜2月5日(土) 会場:大田区産業プラザ(pio)東京都大田区南蒲田1 -20-20 主催:大田区、(財)大田区産業振興協会、(社)大田工業連合会 |
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