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 平成21年6月1日号より

「2010年日本武道館でのイベント開催を目指す!」と言う「武道館への道」のスペシャルコンサートが 亀戸サンストリート の中央広場ステージで開催されました。
画面2 今回、音響でお手伝いできると話がありわくわくして会場へ到着したのです。
亀戸サンストリートは亀戸駅東口から徒歩1分の国道14号線(京葉道路)を渡った所にある多くのお店が入っているショッピングモールです。
慣れない私は北口から出ちゃったのでぐるーっと雨の中歩いてしまいました(疲)。
サンストリートに入り広場にでるとしっかりしたステージがありました。舞台はコンクリートに床材を貼ってあるので箱鳴りしないですね。照明もメインスピーカーも設置してあるので準備はマイク関係だけです(楽)。
画面3 朝からあいにくの雨ですが、ステージには屋根もあるので予定通り進行していくと主催者から説明があり、さっそく準備。
ミキサーなどの音響関係はステージの正面の1坪ショップに設置されていました。これなら雨でも機材は濡れないし安心です。
機材の配線も設置済でそのまま使えるのでうれしいです。箱の入っていると「音」の確認がちょっと不安なので目の前の窓を取り外させてもらいました。
画面3 とりあえず音を聴いてみると、とても調整された音です。メインスピーカーはエレクトロボイス社のSx300PI。これはいつも私がPAのお仕事で使っているSx350aと同じ音なのです。モニタースピーカーもエレクトロボイス社のEliminator1。これも頼れるスピーカーです。
ステージ上手にマイクなどの入力端子を集めたボックスが設置されていて、ミキサーと配線済になっています。めんどうなパッチ組は必要無しです。
照明はパーライトがゼラも入っている状態です。昼間のイベントですので、このままのシューティングで行くことにしました。
画面4 ミキサーはMACKIE社のSR24・4-VLZ PRO。コンパクトですが音作りも楽で落ち着いた音色なので好きです。イコライザーはヤマハ社Q2031Bが2台でメイン用とモニター用。調整済でしたが「お好きに動かしてもいいですよ」とサンストリートの音響の方が言ってくれましたがその音はそのままでOKでした。
CDとMDはTASCAMで信頼ありますね。そしてワイヤレスマイクはTOAでしたがアンテナなどの設置も設備で取り付けてあるので携帯電話障害の心配もなさそうです。 何しろ使いやすくまとめられているのでうれしいです。
画面5 頼まれたのは音響なのですが、音響ミキサー卓の横に照明コントロール卓があったので、操作を引き受けました。
照明器具はあまり携わっていないのですが、なんとなーく動かしてみると把握できました。左側の上のスライドと下のスライドでライトの調整し、右のマスタースライドで切り替えになる。あまり凝った事はわかりませんがその調整で演奏時と司会時を変えていくことにしました。
そしてあるスライドを動かしたらおもしろい!自動的にいろいろなライトが着いたり消えたり。こりゃーオープニングを派手にしたいと言うプロデューサーの意向に使えます。
画面6 準備も完了しリハーサルです。
出演者はみなさんライブハウスなどで演奏活動をしているのでリハーサルの進行もスムースでモニター音量のオーダーもきっちり頂けました。出演者ごとにミキサーシートに記入できたので本番は安心です。
雨はまだ降り続いていますが、リハーサルなのに、傘をさして観て聴いてくれるお客さんも多いので恐縮です。本番時にも雨が強い場合は客席にテントも用意できるといっていました。雨が少しでも降り止むとタオルを持った管理の方がベンチをひとつひとつ拭いて廻っていました。サンストリート素晴らしい!
画面7 さあ本番です!見つけた派手な照明に合わせてオープニング曲が始まりました。でもあいにく雨は止みませんが開演です。雨の中傘をさして最前列のベンチで見る人、パラソル下に座って観る人、ちょっと遠いですが周りのショップの前で聴いてくれる人、多くの買い物のお客さんが立ち止まっていました。
雨も途中から小振りになり上がったかなと思うと霧雨が降る状態でしたが、13時から16時過ぎまでとても盛り上がったコンサートでした。
画面8 コンサートも無事終わり、機材撤収も済んで別室で打ち上げです。出演者の方といろいろ話せてよかったです。みなさん暖かな人で私もいっしょにイベント参加できてうれしかったです。これも木嶋プロデューサーのおかげです。ありがとうございました。

木嶋プロデューサー企画 「武道館への道」HPは
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=team_kiji

 
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)