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 2017年4月1日更新
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ネットニュースで池上駅の改良と駅ビル計画が始まると聞き急いで東京都大田区の東急池上駅に行ってみました。
構内踏み切り 駅前にはバスが数台。駅前広場が全部バス停と言うなぜか懐かしい風景です。急いで来てみたのはその改良計画が今年の6月から始まると書いてあったからです。
この池上線の多くの駅は上りホームと下りホームがあり、それぞれ改札口がある駅と駅構内に踏み切りがある駅があります。長いベンチ今回の池上駅は後者で通勤時間帯には電車の到着で改札まで待たされたり、逆に乗り遅れたり結構な困っている人も多いですが、WATNはこの風景がとても好きです。でも雨の時は踏み切りを渡る時に一度傘を差して改札前でつぼめるので面倒ですけどね。
ホームの高さを下がるだけなので、階段も楽なんですよ。その高低差だけなので、車イスやベビーカーもエレベーター無しでスロープでホームまで行けるんです。
丸武の卵焼き 池上駅で有名なのはこの長いベンチです。木製で全長10m以上で、よく見るとホーム駅舎の壁と一体化になっているんです。旗の台駅も駅の壁と一体化なんですが、池上駅の長さには負けますね。そしてベンチの奥行きと背もたれの角度が心地いいのは当時の設計者の素晴らしさですね。
大定の卵焼き ホームの屋根組も木造です。建築的な事は良く解りませんが、柱や梁に三角形で組んで強度を作っているんですね。よく見ると左右対称では無く、電車が来る側の柱がホーム中ほどに立ててあるのが解ります。ドアの目の前に柱がある場所もあるので電車のそばだったら降りれませんもんね。
八芳園 さてさて現在の池上駅を紹介しましたが、新しい駅舎と駅ビルの情報を東急電鉄のサイトから紹介します。
工事が2017年6月からが始まり2020年9月に開業予定です。ホームは現在の場所で改札口の2Fへ。2Fの改札口を出るとコンコースから北口と南口に分かれ階段とエスカレーター、エレベーターで1Fに降ります。また駅ビルも出来ます。鉄骨造5階建で物販、飲食のお店が入り、保育所も予定しています。2Fのコンコースからも入れるようになると思います。
浮いている玉 北口駅前のバス停は今まで通りの場所ですが、今のように通行人とバスのニアミスが無いようなレイアウトになるでしょうね。
現在駅前広場の中央にある交番も位置を変えるかもしれませんね。
この後も池上線の駅の改修と駅ビル可が続いていると思いますが、懐かし物が少しづつ無くなっていくのもちょっと寂しい気がします。 時代の流れって言うことでしょうね。

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渡辺よしお (info@watn.jp)