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平成26年5月1日更新
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上野の桜の開花宣言を聞いた4月初めに、山形新幹線に乗って山形県東根市に行ってきました。周りの山はまだまだ雪が残っていてこの風景も味わい深いです。 目的はオフの懐石料理。OFFではなく「麩」です。さくらんぼ東根駅から旧羽洲街道を左折して車で約5分、道路沿いにあるお店の裏に麩工房があります。吊っている「麩」がおもしろいです。 その隣奥に麩懐石料理が味わえる「清居」がありました。 |
●まずは食前酒、とは言ってもアルコール無しの梅しづく。懐石ですので順番にお料理が出てきます。続いてなま麩のしら和え。ん〜おいしい。なぜかゆったり気分になってしまい写真を写すのをわすれてしまいました。ぺこり。 ← 我に返って取材しなければ、、左の写真が芭蕉盛り合わせ。麩をいろいろな形に変えてそれぞれおいしい味に仕上げています。中でも好きだったのは田楽です。練り物もなま麩で作り、そこにゆず味噌をつけてあります。もう一本食べたかったですー。 そしてもう一つ、田楽の下に写っているコロッケ。これも麩と豆乳で作ったコロッケ。サクサク感で実にコロッケです。 →続いて吸い物がでてくるのですが、これまた凝った吸い物です。中にあるお饅頭の中にいろいろな野菜が入っていました。 ← 鍋に火が入り中にある豆乳が表面にうっすら膜を作ります。写真の手毬のようにカラフルな玉は麩なんですよ。鍋はもう少し時間がいるようですのですでに出されているあんかけをいただきます。 →あんかけと言ってもこの上品さが写真では伝わらないのが残念です。なま麩を麩で包んで蒸しています。そこがあんかけのタレに入っているような感じです。まあなんとゆったり気分です。 ← 続いては酢の物なんですが、目の前にはなにやらデザートのように奇麗でかわいらしい料理。麩とエゴの酢の物、干し柿をなますあしらいとなっています。食べてみると「あっお酢だ」。びっくりです。 → なんだか食べているとそのおいしさにうっとりしてしまい、写真撮りも忘れている事がありました。ぺこり。だってーおいしいんですもん。麩がこんなにいろいろな形、味に変化してそのほかの食材と絡んでいくのが凄い食材だと感心していました。 ← さてさて食事もそろそろ締めなのですが、ここで出てきたご飯物に再び感動。蒸篭に入った麩を栗のおこわでした。これだけでも「麩と栗のおこわ弁当」として成り立ちますね。 → そしてデザートになりました。アイスとふまんじゅうが選べます。私はアイス。これも麩のアイスにりんごジャムが添えてあります。冷たくて美味しい。 最後の最後に抹茶。私には知識がないですが、ちょっと大きめの器の茶器は高価かもしれません。おいしくいただきました。 文四郎麩 http://wwwbunshiro-fu.com/ 山形県東根市六田2-2-20 0237-42-0117 ※懐石料理は前日までの予約が必要です。 |
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