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watn特集タイトル
 平成27年11月1日更新
3年越しに日程と空き状況が合い、やっと予約できた「でん六まめ蔵王の森工場」に行ってきました。
画面2 予約の時間よりも前に到着しました。工場敷地には手前に広い駐車場、その奥に横に長い建物。右側から製造工程が流れて左側にたどり着き、そのままトラックに積まれて全国に配送と言う感じです。
その右側にあるビルの入り口が玄関です。そして玄関を入ると「でんちゃん」がお出迎えしてくれます。お決まりのツーショットでございます。
受付で予約したことを伝えると「WATNさんですね。この時間の予約の他の方の到着まで少しお待ちください。」
画面1 他の予約のみなさんが到着までロビーの中を見させていただいきました。でん六まめの会社の歴史、いままで見学したお客様の声、環境問題に取り組んでいる報告などここだけでもでん六まめを知るのにうれしい展示でした。
画面2 時間になり、案内されたのはロビーの奥にあるらせん状の階段。2階に上がるとすぐの部屋に案内されました。部屋の中には会議用のテーブルと正面にスクリーン、研修室のようです。そこで今日のスケジュールを説明していただき、まずはでん六まめの出来るまでの映画を観ました。豆のゆで等の工程はちょっと実際に見ることはできませんのでね。
画面1 約20分の映画が終り、この2階から工場の2階が繋がってコンコースになっています。その長いコンコースに右に入る通路がありました。そこには持ち込み禁止の小物類の写真がありました。この右側の通路は工場の内部に入る人のための通路だったのです。靴をスリッパに履き替え、洋服の上から使い捨ての作業服を着て、右側の通路を進むのです。
画面2 WATNは一般の工場見学ですので、服もそのままで左の長い通路をまっすぐ進んでいきます。
長いコンコースが終わるころに右側の通路には無機質なアルミドア。この中はみれませんが、エアークリーンルームと言って全身に空気のシャワーを当ててホコリなどを吹き飛ばすんですって。そして粘着のコロコロと同じ用具で丹念に全身をコロコロしてゴミの侵入を防いでいるとのことです。やはり食べ物の工場は衛生面ですごいです。

画面1 さてさてお待ちかねのでん六まめ製造工程の工場なのですがががが、撮影が禁止なのです。まあ仕方がないですかね。
と言うことでWATNの下手な絵でイメージだけでも伝わればなあと思います。
あいにく緑の豆の製造はしていませんでしたが、注目したのはいろいろな種類の豆が入っているパック詰め作業の機械です。工場の2階からそれぞれの豆商品を入れると、下のパックに均等に入っていくのです。
そしてもう一つ、あまり観ることが出来ない光景ですが、丁度この日が機械の清掃日でラインの一つが止まっていてそこにある機械をバラバラにしていました。機械は商品に入っては困りますので、ネジなどの部品は一切使用せず、すべてはめ込み式だと説明を聞いて驚きました。通常あれだけ(結構大きな機械なのです)の設備だとネジで締めつけていると思うのです。そしてバラバラにした部品をひとつひとつ洗浄してまたはめ込んで元の大きな機械にもどしていくのだそうです。
やはり食品メーカーの衛生に対する日頃の努力ってすごいですね。 画面2 見学終了後にお楽しみのおみやげです。袋に入ったでん六まめの詰め合わせ。そしてでん子ちゃんのペーパークラフト。
画面2 旅館に帰ってから組立ましたが、なかなか立派なでん子ちゃんができました。

でん六 蔵王の森工場
山形県上山市蔵王の森1
TEL:023-676-2710
見学は予約制です。
http://www.denroku.co.jp


 
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渡辺よしお (watnjp@ybb.ne.jp)