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 2017年8月1日更新
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夏の風物詩と言えばスイカ。いや風鈴ですが、川崎大師で7月19日から7月23日まで開催されている「風鈴市」に行ってみました。
顔出し 正門をくぐるといきなり顔出し看板がありました。もちろん参加して記念撮影でございます。
左側によしずで囲んだ涼しげな場所ができていました。そしてリンリンと聞こえてきます。この日も日差しが腕に刺してくるのがわかる暑さですが、その一角は風も吹いてあの日差しも和らいで涼しいです。
この風鈴市はなんと今年で22回。主催は川崎大師観光協会。川崎大師は協賛なんですね。北海道から沖縄まで900種類30,000個の風鈴を集めて開催させています。もちろんその場で販売もしています。各地方の出品者も我が風鈴の音色と特徴を熱心に説明してくれます。
厄除け風鈴 入口付近で川崎大師風鈴市で有名な「厄除開運だるま風鈴守」がありました。なんともおかしな顔ですがその音色はなかなかいい感じです。ガラス製で光沢が奇麗です。音が伝わらないのが残念です。
備長炭 風鈴の材質といえばガラスや金属と思われがちですが、奥行きのある乾いた音が心地よい和歌山の「備長炭ふうりん」がありました。備長炭がぶつかり合うとても澄んだ音色に驚きがありました。備長炭の形が異るのでそれぞれ微妙に音が違うのでそれもいいですね。
くまもん キャラクターの風鈴もいろいろありましたが、やはりくまもん。ガラスではなく、焼物です。音はカラカラと言う感じです。よく見ると1体ごとに表情がことなるのがおもしろいです。手書きなんですね。
石の風鈴 備長炭でもおどろきましたが、材質で興味があったのが「石」。茨城からの出品の「石のふうりん」です。三日月の形の木に長く切った石が吊られているのですが、その間に吊られた重りに付いている短冊が風に吹かれると石に当たり良い音色で心が和らぎます。
金のふうりん 材質でいろいろ楽しみましたが、非売品と貼られていた透明アクリルの箱に入っていた「金のふうりん」には驚きです。アクリル箱には4cm程度の丸い穴が開いていて耳を当てると聞こえます。「リンリン」と、とても高価な音なんですね。純金だということです。その箱には薩摩切子ふうりんなども入っていて、ここでなければ見れない光景でした。
屋台 私が行ったのは平日の昼下がりだったのですが、毎年この期間はたくさんの人が見に来ると言うこともあり、風鈴市の裏手では屋台がずらりと並んでいました。
帰る前に「やすらぎ橋」が掛かる亀で有名な池にいきましたが、おおきな鯉ばかりで亀はいませんでした。

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渡辺よしお (info@watn.jp)