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 2017年9月1日更新
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毎年訪ねている山形の新庄市にある松尾芭蕉が最上川に乗船した場所として記念像がある本合海(もとあいかい)に今年は秋の始めに行ってきました。
閉店 初めてここを訪れたのはもう40年ぐらい前で、お店も数店あったのですが、この数年で閉店が相次ぎ、2、3年前から営業しているのは郵便局、美容室とクリーニング店のみでたばこも自販機のみ。食べ物や飲み物、日用品の販売は無くなってしまったのでした。
この地区の人は車移動で一家で3,4台所有しているようです。新庄近辺には大きなショッピングモールもあるので車で買いだしで、この地区の小さなお店は厳しくなってしまったんでしょうね。
ヤマザキ そして今年到着してまず驚いたのは、デイリーヤマザキが1週間前にオープンしていたのです。JA(農協)に間借りをするような形ですが、お店の前には10台ぐらいの駐車スペースがあり、朝7時から夜8時まで営業と言うことです。地域の人もなるべく利用して存続するといいですね。
芭蕉 さてそのコンビニを後に少し歩くと義民、齋藤祐助、桶渡左之吉のお墓がある積雲寺が見えてきました。その交差点を右に行くと最上川になるのですが、そこに光沢のある松尾芭蕉の像があるのです。この地の川岸から乗船したと言われています。
ここの土手道を進むと国道47号線が走る本合海大橋があるのですがここで珍しい光景を見たのです。もじ土手の上のアスファルト道に大きな白い文字で「もがみがわもとあいかいおおはし」と書かれていたのです。初めは大きすぎてなんて書いてあるのがわかりませんでしたが、橋の上から見ると読めました。これってGoogleマップの航空写真目的ですかね。いいや災害救助のヘリに場所がわかるようにかなあとも思いました。このごろ学校や施設の屋上に大きな文字で名前を書いているのが多いですもんね。
さあ松尾芭蕉の顔も見たし、今日は少し足を伸ばしてバスの終点の肘折り温泉に行ってみようと思いました。バスも昨年までは山形交通バスでしたが今年の4月から大蔵村運営のコミニュテーバスになったんです。料金は新庄駅から肘折り温泉まで600円です。さて本合海郵便局前からのバスは11時44分です。少し待つと幼稚園の送迎バスのようなマイクロバスがやってきました。乗車時には整理券を取るのを忘れずにです。
寿屋 バスに揺れること45分。肘折り温泉に到着しました。お腹も減ってきたのでもちろんお蕎麦を食べます。温泉旅館街よりも川沿いになりますが、「寿屋」が有名です。縁側席もいい感じだったのですが、日差しがまだ強かったので中で鳥そば食べました。
足湯 お腹も満足しましたし、さっそく温泉に入りましょう。と言っても今日は旅館の予約もしていないし時間もないので足湯で我慢です。温泉街の旅館の前に無料の掛け流しの足湯がありました。
初めは「熱い!」と足を引っ込めましたが、少し立つといい感じです。やっぱり温泉っていいですねえ。
最終バスは15:25分です。温泉街のお土産屋さんなどぶらぶらしながら待ちですね。
このごろ多くなったリゾート方ホテル温泉よりも昔ながらの温泉に浸りたい方には絶対お勧めの温泉街です。

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渡辺よしお (info@watn.jp)