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◆最先端の技術が結集した”ロボット”の展示会            平成13年12月1日号より
 みなとみらいのパシフィコ横浜で最終開催している
「ロボフェスタ神奈川2001」に行ってきました。

11月20日(火)、東急線桜木町駅から横浜みなとみらい21。動く歩道に乗りながら一番はずれのパシフィコ横浜展示場まで歩いていきました。けっこう遠いですねえ。
会場には私が小さいときにまんがで見た未来のロボット達が動いていました。

ミシン まずはロボットの歴史ブースです。
ロボットと言うと、すぐに頭に浮かぶのが”鉄腕アトム””鉄人28号”ですが(歳がばれちゃいますね)実はミシンもロボットということができるらしいです。人間の仕事を代わりにやってくれるのがロボットの定義らしいんです。
展示されていたのは懐かしい”足踏みミシン”。足で踏むタイミングがなかなか難しかったのを思い出しました。

WABOT-1
順路にしたがって廻っていくとありましたありました。これぞ”ロボット”。
1973年に早稲田大学ヒューマノイド研究所が完成したロボットです。
姿は鉄骨(材質は解りませんが)ですが、簡単な会話で人間とコミュニケーションをとり、目・耳により対象物を判断し、距離・方向を測定し2足歩行で移動するんです。また両手で物をつかんだり移動したりできます。当日は動いていませんがすごいですねえ。

P3
そしてこれです。本田技研工業株式会社が1997年に発表した”P3”。
コンピュータやバッテリーをすべて内蔵し、人間のようにスムースに歩くロボットが登場したのです。
微妙な平地を転ばずに歩いたりできますがコーナーでは一度止まって体の向きをかえないと曲がることができませんでした。
ASIMO
2000年、TVでも報道された本田技研工業株式会社の”ASIMO”は重さが43kgと軽量でスムースに歩いたり曲がったりできるようになったんです。
そして2001年11月、ASIMOは成長しました。会場にはロボライブシアターという大きなステージが用意されていました。そこには蒲田行進曲で使われたような高い高い階段があったんです。イベントの時間が来ると大きな音楽とともにASIMOが上から降りてきたんです。しかもスムースにです。会場は静かなどよめきで見入ってました。(ASIMOの後ろで心配そうに見守っていたHONDAの人が印象的でした。)
ASIMO内部
HONDAのブースには内部が見える”ASIMO”も展示されていました。一番の注目は間接ですね。そこにはモーターが内蔵されているのですが、さすが技術のHONDAだと思いましたね。 ぬいぐるみ
右の写真をみてください。技術のHONDAもSONYを見習って商魂たくましくなってきました。なんと”ASIMO”のぬいぐるみです。身長約20cmでしっかりしている作りです。販売価格は1000円。高いか安いか微妙ですね。ちなみに購入してませんよ。そのほかにプラモデルやキーホルダーやバッチ、とにかく”ASIMO”グッズはい〜〜ぱいありました。
Tシャツ
”ASIMO”Tシャツです。あまり売れてませんでした。
NEC
NECでは声に反応してちゃんとした会話ができる”PaReRo”が愛嬌を振りまいてまた。以前”R100”というロボットがありましたが、大きな違いは認識に使用するパソコンを内蔵した点ですね。自立型のロボットになっていくんですね。

ちょっとがっかりだったのはSONYがIBOのみの展示だったことですね。
Tシャツ
お腹が減ってきたので会場を後にしてお昼はいつものカレーバイキング870円のAsashiビールの 「Yesプリーズみなとみらい店」でおなかいっぱい食べました。

 
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渡辺芳夫 (watnjp@yahoo.co.jp)