フォンターレもどる

平成22年7月1日更新号から

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我がフロンターレのホームスタジアムである等々力陸上競技場。その老朽化が問題になり、私もメインスタンドに年間シートを持ちながら雨の日は雨カッパ姿観戦になっています。
昨年から市民22万人の署名を集めた「等々力陸上競技場の全面改修」で動き出した川崎市の現在までの動きの説明会があると言うことで出席してきました。
画面1 ちょうどフロンターレファン感謝デーが開催する6月27日朝9時10分から隣接する会館とどろき2Fのけやき(大会議室)で行われました。
主催はその署名を集めた「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」です。冒頭その会の会長さんが挨拶。現在の川崎市の取り組みを直に市民のみなさんと聴きたいとの趣旨でした。
説明には川崎市から3名。この署名を受け、市議会での決議から設立した「等々力緑地再編設備検討委員会」の人でした。
定時に説明が始まりました。当初私は「メインスタンドに屋根を付けてほしい!」と署名しましたが、話はもっと膨らんでいて「等々力緑地公園のあり方」など公園全体の構想になっていました。実際にその委員会で論議されているのが公園として未整備になっている多摩川沿いの土地を含めた公園の設備の移転までもある話でした。
具体的な案が4つもあり、現在の野球場と陸上競技場の場所を交換する案や、野球場と陸上競技場の他に新たにサッカー球技場を作る案もでていました。
話はとんでもない時間がかかる話になっていっていました。その新設のサッカー球技場を作るとなると公園法の建ぺい率がひっかかり、それをクリアーするには現在地下に建設している下水処理場が完成する平成36年度になる。
これにはあぜん!私は雨カッパを着ないで観戦したいだけなのにー!とつぶやいてしまいました。
画面2 とは言え川崎市の計画はその大きな期間でちゃくちゃくと進んでいるわけで、今後のスケジュールが前の大画面に映し出されたのですが、第13回目の検討委員会が7月に開かれ秋には「再編整備基本計画」ができ、それを受け事業手法や課題の解決などを踏まえ来年の3月ごろ「再編整備実施計画」ができ、平成23年度に基本設計、平成24年度に実施設計となるようです。
と言う事で私は後3〜4年は雨カッパ持参しなければならないという話のようです。
一連の説明が終わってから質疑応答になり、私は「14年後の新築の話ではなく1年後のリフォームとして屋根付けてくれませんかー」と要望しましたが、「ご意見として承ります」とあっさりかわされちゃいました。
予定の時間を30分も過ぎていましたが、「最後に」と言ってマイクを持ったフロンターレ武田社長が「平成36年度とは納得できない!野球場を他に移し、サッカー球技場を新設するべきだ!」と、そしていままでじっと黙っていた川崎市陸上連盟の理事 が「正直言ってフロンターレが先に使ってしまうので陸上に使えないのは不満だ!私もサッカー球技場新設に大賛成!建ぺい率などの話があるなら野球場を富士見公園の元川崎球場へもっていくのに賛成だ!」としめていた。
約150席はほぼ満員で、お母さんといっしょの小学生も渡された資料を見ていました。

等々力陸上競技場の全面改修を推進する会のホームページは
http://love-todoroki.net/
川崎市HP「等々力緑地再編整備計画策定について」は
http://www.city.kawasaki.jp/30/30koryo/home/todoroki/index.htm
第12回等々力緑地再編整備検討委員会議事録とスケジュールは
http://www.city.kawasaki.jp/30/30koryo/home/todoroki/22-12/22-12.html

 
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渡辺よしお (watnjp@yahooco/jp)