フロンターレにもどる
サッカー(J1)━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥
  << Frontale ホームゲーム速報!!! >> 2000/6/24号
・‥‥‥…………━━━━━━━━━━━━━━ 発行:渡辺芳夫 
NHK衛星等で放送されない所を中心にお送りします。
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2000/6/24 等々力競技場 VS アビスパ福岡
霧雨。蒸し暑いがちょっと肌寒い。14:00キックオフ
入場者数4394人
アビスパサポーターは2階スタンドに約20人。
垂れ幕が黒地に白文字でちょっと喪中っぽい。
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本日は等々力ホームゲーム第2ステージの第一戦である。
今日の観戦はいつもよりも中央よりのブロックで、一つ上の席にした。
(雨が風でせめてくるのである。)
後でこの判断が正しかったのか問われるところだ。

フロンタ君ショーは、キーボード演奏である。
曲目はベートーベンの「運命」そして「ビバ・フロンターレ」と
両手でちゃんと弾いている。
※フロンタ君の指は普通の人の2倍はある。ミスタッチをしながらも
 最後まで演奏した。よくまあ、弾けるものだと感心した。
そしてこの霧雨から小雨になり、キーボードには、ビニールが掛けられている。
楽器はヤマハのポータートーンPSRの・・ああ!楽器屋のくせである。
終えると得意げにスタンドに手を振っていた。
スタンドからは、割れんばかりの拍手。スタンドも燃えている。
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さあ、スターティングメンバーである。(純日本である)

       8 鈴木 27 我那覇
         19 伊藤   7 鬼木
    23 久野     34 原田
 22 中谷  31西沢  4奥野  20 長橋康弘
       「-------------」
------------+--1 浦上壮史---+--------------
おおっまた4バックである。
7 鬼木がMFなのでPKは取られないだろう。だいじょーぶだ。
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ピー。ホーム第一戦の始まりである。
私はストップウォッチを押してポジションを確認していた。

●11分:右に切れ込んでいった7 鬼木。
    MFに置いた今井監督の采配は当たりである。
    敵をかわしながらのセンターリングがゴール前の27 我那覇に。
    こりゃいける!スタンドは期待と1stステージのモヤモヤを
    吹き飛ばそうと歓声の用意。
    シュート。。。。が、アビスパのGK老師小島がはじく。
    こぼれ玉をいったん右に出し、7 鬼木がまた中にいれる。
    DFも必死である。混戦の中、クリアーされてしまった。
    落胆のため息がスタンドを埋めた。
☆今日の席の前には、J2時代にメインスタンドで大声で指示していた
 あの「元祖スタンド監督」がいたのである。なつかしい。
 「お元気でしたか?再会できて私はうれしい。」と心の中でつぶやいた。
 そして、その隣に、小学生の「子監督」が陣取っていた。
 彼は、「元祖」に続く大声で「ふざけンなー!」と汚い言葉を発し
 メガホンを叩くわで、すぐにメガホンは壊れてしまった。
●20分:ゴール左から8 鈴木のセンターへのパス。19 伊藤がナイストラップ。
    そのままシューーーート。。がゴール上に外れた。
●23分:またもや左からのセンターリング。23 久野にドンピシャ。
    鋭いシュートがゴールに向かう。
    老師小島がパンチでクリアー。
    小島は還暦を思わすような真っ赤なユニフォームに
    何か怖いことに出会ったかのような白髪である。
●25分:ゴール前の混戦から27 我那覇がゴール前の19 伊藤にパス。
    しかしゴール上に外れた。
☆このころになると、子監督はわめき散らしている。
 典Pに解説をお願いすると彼は「すんけたかり」らしい。
 野菜がたりないのだそうだ。  ↑山形地方の方言。
●26分:19 伊藤が小島と一対一。小島はビクともしない。老師である。
☆前半はフロンターレがボールを8割がた支配している。
 しかーし最後の決定力がイマイチなのだ。
☆今日のキーパーは1 浦上だが、35分。ボールをキャッチしたあと。
 あれよあれよと8歩9歩ボールを持ったまま歩いてキック。
 そんなに歩いてよかったっけ???
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ハーフタイムショーはゴールキーパーになって挑戦。
私はトイレタイムである。
この雨で消えかかっているグランドの「ライン」の補修が行われている。
サイドラインは、専用の手押しの3輪車。
PKなどのポイントはベニア板にボールほどの穴が空いている物を
あてて、上から石灰を塗っていた。
ビックリが、センターライン。
日曜大工で使うような壁塗りのローラーの巾が狭い物で少しづつ手作業で
塗っていた。雨の中ご苦労様です。
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さてさて後半である。
☆後半は15時。しかし照明が入った。老師小島の白髪が光っている。
■11分:アビスパの4(DF)がゴール左から上がってくる。
    そして小さめのセンターリング。
    そこに詰めていた11バデアがノートタップで合わせシュート。
    1 浦上が飛ぶが強烈な速度で間に合わなかった。0-1
☆席の前にスタンド監督&子監督。
 多少の音には大丈夫と、1970年からハードロックを好んだ私だが、
 耳が痛くなってきた。
 そして、後ろの席に、解説者&ヤジおやじ。
 後半アルコールも手伝ったのか、もうめちゃめちゃ状態のスタンド。
 ヤジおやじが「もう辞めちまえ!バカやロー!」。
 それを聞いたスタンド監督が「そんな言い方するもんじゃない。
 みんな一生懸命やってんだ!」と振り返ってにらむ。
 真ん中に入っている私達は、「困ったー」と思いつつ試合の成り行きを観戦。
●17分:19 伊藤OUT 11 向島IN おおー出てきた。
●19分:その11 向島にボールが伝わった。シュート体制。
    横の典Pが「ワーーーーー!!!!」この試合一番の大声である。
    私の耳は「キーーン」と鳴っている。
    ボールは惜しくも老師小島にキャッチされた。
●22分:8 鈴木OUT 13 浦田INそして30分:22 中谷OUT 25 大石INと
    今井監督の采配はさえている。が決定力がないのである。
☆40分:時間延ばしのアビスパにイエローカードが立て続いて出された。
    しかし、老師小島はチンタラ・チンタラだが、そこは日本代表まで
    登った男だ。イエローカード寸前でかわしていた。
無情にも終わりのフォイッスルが鳴り響いた。
第2戦を期待したい。
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※私の一押し、12 桂 秀樹は元気に御殿場合宿に参加していました。
 2ndステージに早く出場してほしいと願っています。
※ゴールキーパーのボールを持ったままの歩きはルールが変更されて
 6秒以内にボールを蹴れば何歩でもいいそうです。
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詳しく知りたい方は、フロンターレホームページへどうぞ。
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次回のホームゲームは7/8国立競技場である。速報はお休みです。
速報は7月26日 VS ヴェルディ川崎 です。
 

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渡辺芳夫 (watn@fo.freeserve.ne.jp)