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 WATN レポート
 2020年5月1日更新

2020年4月14日 マイシアターで 「コーヒーが冷めないうちに」を観ました。

ポスター コーヒーが冷めないうちに
監督:塚原あゆ子
脚本:奥寺佐渡子
原作:川口俊和
キャスト
 有村架純/ 伊藤健太郎/ 波瑠/
 林 遣都/ 深水元基/ 松本若菜/
 薬師丸ひろ子/ 吉田 羊/ 松重 豊/石田ゆり子

2018年/日本 東宝
  <<<WATNの独断と偏見評価。>>>
      ●映 像  :★★★・・
      ●音響・音楽:★★★・・
      ●ストーリー:★★★★・
      ●キャスト :★★★★★
      ●おすすめ度:★★★★・

ストーリー
町外れのごく当たり前の喫茶店「フニクリフニクラ」には言い伝えがあった。
「カウンター横の2人席にすわると過去に戻れる。」
それは本当だった。
席に座り店員の時田数(ときた かず)が入れるコーヒーを入れると願った”時”に行ける。そしてそこにはある面倒くさいルールがありそのルールに従わないと二度と戻れない。
1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。
過去に戻る人の後悔と願いを込めて主人公・時田数はコーヒーを入れる。

WATNの見どころ感想
誰しも「あの時、あの人に言っておけば良かった」「聞きたかった」「謝りたかった」など後悔や疑問を無くしたいと思う事があったとき、その願いを叶える場所があったらと思うでしょう。それが喫茶店「フニクリフニクラ」と店員の時田数だった。
現実にはありえない事でも時田数(有村架純)の「はい、戻れますよ」と普通に会釈されて言われたら信じてしまう。それぞれの人々の過去へ戻りたい気持が素直に納得できてストーリーに吸い込まれてしまう。
時間があるときに部屋でゆっくり小説を読んでいるような体験ができる映画である。
壁に掛かった額縁の絵や写真が過去に戻ったときに掛け替えてあるなど小道具にも気をつけて見ていると面白い。

当日のシネマ
スクリーン マイシネマ

《スクリーン寸法》
2.4m×1.6m
《音響》
 アナログ2CH
 スーパーウーハー
《定員数》
 2席

開演14:00

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渡辺よしお (info@watn.jp)