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2020年9月16日 DAZNで 「RESTART」中村憲剛帰還までの301日を観ました。

中村憲剛
 制作:2020年/DAZN(資料提供:フロンターレ、中村憲剛ブログ、他)

ストーリー
2020年川崎フロンターレの快進撃だが、開幕からあの人の姿はピッチにはいなかった。
2019年11月2日明治安田生命Jリーグ第30節等々力競技場のサンフレッチェ広島戦後半19分。相手の選手と当たり中村憲剛選手が倒れ自ら17〜8回バツのアピール。相当な痛さだった。診断は「左膝前十字靭帯損傷」。選手生命の危機だった。手術は成功したがその後のリハビリが辛かったと中村自身は言う。一ヶ月余りで退院しフロンターレクラブでの選手としてのリハビリになった。
リハビリを専属の高木スタッフがサポートする。順調に成果が上がっていったがある日、膝に痛みが出てしまった。高木スタッフのアドバイスでメニューを変え、日に日に選手としての筋力まで近づく。
もう一歩、もう一歩。 ついに筋力などの数字をクリアーし、チームとの練習に合流し汗を流す。
そして2020年8月29日明治安田生命Jリーグ第13節清水エスパルス戦ついに等々力のピッチに、戻ってきた。ベンチスタートではあったが、後半32分旗手選手と交代。 7分後の後半40分に相手DFのパスに走り込み怪我をした左で合わせ華麗なループシュートゴール。まさにドラマの様な感動の1点だった。
ピッチを離れて301日、ついに中村憲剛は帰還したのだ。
あの瞬間



辛いリハビリ



高木祥

WATNの見どころ感想
2019年の秋も終わり肌寒くなってきた11月2日の悪夢はまさに目の前でおこりました。その後、中村憲剛ブログでも近況は語っていましたが、選手としてのリハビリの厳しさはこのドキュメントで初めて理解できました。通常の人の生活にもどるリハビリとプロ選手としてのリハビリの違いは想像を絶する物のよう。しかもチームに復帰するための筋力とバランスの数字クリア。数字は感情もなければ結果のみです。それを乗り越えて再び等々力のピッチに立ち、しかも鮮やかな技のシュートでゴール。これは実に感動的です。今年で40歳を迎えた中村憲剛選手に最大の拍手を送りました。
帰還一発

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渡辺よしお (info@watn.jp)