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「AI」
配給:ワーナーブラザース 制作・監督・脚本:スティーブン・スピルバ−グ 制作:ポニー・カーティス、キャスリーン・ケネディ 主演:ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ フランシス・オーコナー | |
<<<<<WATNの独断と偏見評価。>>>>> ●映 像 :★★★★★ ●音 響 :★★★★・ ●ストーリー:★・・・・ ●キャスト :★★・・・ ●おすすめ度:★★・・・ |
子供が病気で治療方法が見つかるまで保存している夫婦にその”愛”感じることのできるロボットのデビットがやって来た。 始めは拒否する妻だったがそのうちにその”愛”を受け止めるようになってくる。 そんなある日、奇跡が起こる。治療に成功し家に子供が帰ってきたのだ。そしてデビットは”返品”されるのだが、返品は破壊されることを意味する。妻はそれがかわいそうと返品の途中に森の中にデビットを置き去りにする。 そこには過去のロボット達が部品を調達しながら生活していた。 そんな廃棄処分のロボットを回収し破壊ショーをしている連中に捕まってしまうが。。。 |
シックスセンスでその演技を魅せたハーレイ・ジョエル・オスメントはこの映画でも素晴らしい演技だった。彼の特有の”目”の演技はただ単に「かわいい」ということではなくその澄み切った目に吸い込まれていくような世界を作っていた。 また撮影でも急にロボットに返る場面の練習に余念なかったようだ。 |
ロボットは実際に役者さんや人形をつくりリモコンなどで動かしています。 そのスタッフは凄いです。小さな妥協も許さない完ぺきな仕事をしています。 今の時代、逆にコンピュータグラフィッックの方が簡単で安くできる訳ですが実写にこだわる所をぜひ見ていただきたいですね。 ◆廃棄処分されるロボット達は頭が欠けていたり腕がなかったりしています。 実に大事な場面だがそれらを演じる役者さんの事を知って私はびっくりしました。 頭が欠けている所はコンピュータグラフィックですが、腕がなかったり足が無かったりしているのは実写なのです。 アメリカでは実際に腕などを事故などで不幸にして無くした人達でつくる役者の団体があるということです。 彼らは自分たちのマイナス面をプラスにしているんです。 5対満足な人にはできない演技を売っています。 今回の映画ではそのようなロボット達の役を彼らは自ら進んで参加しているんです。 当然役者としても技量もトップクラスなことは書くまでもありません。 その演技にスティーブン・スピルバ−グも満足だと言うことでした。 |
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