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 WATN レポート
 2018年2月1日更新

2018年1月30日 川崎チネチッタCINE8で 新参者フィナーレ「祈りの幕が下りる時」を観ました。

ポスター 祈りの幕が下りる時

監督:福澤克雄
原作:東野圭吾
キャスト
 阿部寛
 松嶋菜々子
 溝端淳平
 田中麗奈
 キムラ緑子
2018年/日本

 <<WATNの独断と偏見評価>>
      ●映 像  :★★★★★
      ●音響・音楽:★★★★・
      ●ストーリー:★★★★★
      ●キャスト :★★★★★
      ●おすすめ度:★★★★★

ストーリー
●東京葛飾のアパートの2階で女性の腐乱死体が見つかった。被害者はハウスクリーニング会社のスタッフ押谷道子で絞殺だった。アパートの隣人越川睦夫も行方不明。犯人が特定できたと思ったがその接点が見つからず捜査は難航した。
やがて捜査線上に演出家・浅居博美が。被害者押谷の同級生だった。その浅居が以前剣道の指導をお願いした加賀恭一郎も捜査に加わることになる。遺品の中のカレンダーに日本橋付近の12の橋が書かれていたことに加賀が何かをつかんだ。
捜査がすすむにつれてなぜ日本橋を離れない加賀とその過去が解き明かされていく。

WATNの見どころ感想
●物語はTBSで放送された日本橋の刑事加賀恭一郎が事件を解決していくドラマ「新参者」のフィナーレ。この映画がそれまでの謎を解き明かしていくが、テレビを観ていない人も楽しめるストーリーである。ただし登場人物がいろいろでてくるのでじっくり名前も覚えながら観ていかないと解り辛いかもしれない。展開速度も早いのでひとときも目をそらさないでのめり込んで行くことをお勧めです。

●LIVE ZOUNDについて
スクリーン両サイドの天上から吊り降ろされた6台のラインアレイスピーカーとスクリーン下にウーハーが8ユニット、客席壁にもずらりスピーカー。
その音は低音から高音まで大音量。しかもセリフははっきりと目の前で聞こえた。
WATNの感想としては、この映画に対しては少し音量が大きすぎて、音楽、効果音が前面にでてしまい、肝心の映画を邪魔しているなあと感じました。
映画のストーリーを引き立てる”音”であってほしいなあと少し残念でした。
ロックコンサート映画や地球規模で宇宙物の映画には最適だと思います。

当日のシネマ
スクリーン 川崎チネチッタ
CINE8
スクリーン寸法:15.4m×6.3m
音 響:デジタル7.1ch(LIVE ZOUND)
定員数:532席


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渡辺よしお (info@watn.jp)