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 平成27年10月1日号より

平成27年9月15日 川崎チネチッタで 「天空の蜂」を観ました。

ポスター 天空の蜂
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾
キャスト:
江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛/
向井理/竹中直人/石橋蓮司/柄本明
2015年/日本

  <<<WATNの独断と偏見評価。>>>
      ●映 像  :★★★★★
      ●音響・音楽:★★★・・
      ●ストーリー:★★★★★
      ●キャスト :★★★★・
      ●おすすめ度:★★★★・

ストーリー
●錦重工業で日本最大の自衛隊ヘリ「ビッグB」の完成披露式典が行われようとしていた。開発者の湯原は家族サービスを兼ねて妻と息子高彦を同席させた。式典前に高彦達がいらずら心で入り込んだ「ビッグB」が突然動き出し空へと舞い上がった。外部からコンピューター操縦で乗っ取られたのだった。そして「ビッグB」の行き先は原子力発電所「新陽」の真上だった。その場にホバーリングし、燃料切れの8時間以内に日本のすべての原子力発電所を停止するように「天空の蜂」を名乗る犯人から要求があった。
対策本部には「ビッグB」の開発者湯原、原子力発電所の開発者三島らが呼ばれた。8時間と言うあまりにも短い時間に高彦を無事救出できるのだろうか。日本を救う事ができるのだろうか。

WATNの見どころ感想
●この原作が発表されたのが1995年。いまからなんと20年前である。ストーリーはまったく古さを感じさせない綿密な組立で、8時間と言う時間が刻まれていく中、スクリーンに引き込まれてしまった。実際にはあり得ないだろう事が現実にいろいろ起きている2015年では「ビッグB」の外部からの乗っ取りや原子力発電所の安全神話などいろいろ考えされられる内容だと思う。そして「さすが東野圭吾」と言いたくなるラストには脱帽である。テレビでの放映を待ってもいいのだが、迫る時間、手に汗をにぎる緊迫感、スケール感などぜひ劇場で見ていただきたい1本です。

当日のシネマ
スクリーン 《スクリーン寸法》
 15.7m×6.5m
《音響》
 デジタル5.1CH
《定員数》
 488席

開演12:15
川崎チネチッタ
CINE12


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渡辺よしお (info@watn.jp)