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 平成26年12月1日号より

平成26年11月18日 川崎チネチッタで 「紙の月」を観ました。

ポスター 紙の月
監督:吉田大八
原作・角田光代
キャスト
宮沢りえ/池松壮亮/大島優子/田辺誠一
/近藤芳正/石橋蓮司/小林聡美
2014年/日本

  <<<WATNの独断と偏見評価。>>>
      ●映 像  :★★★・・
      ●音響・音楽:★★★・・
      ●ストーリー:★★★・・
      ●キャスト :★★★★・
      ●おすすめ度:★★★・・

ストーリー
●銀行のパート契約から念願の契約社員となった梅澤梨花はお得意先の個人宅を担当する外回り。お客からの信頼も厚く上司からも評価されてる。夫は会社での仕事が順調だがその忙しさから少し梨花との会話もすくなくなっていた。そんな時にお得意先で孫の光太と出会う。大学生の光太との時間は居心地がよかった。ある日化粧品を購入したが財布の現金が足りず、お客からの預かった中から1万円だけ抜き支払ってしまった。銀行に帰るとすぐに1万円を足して精算し問題は無かった。しかし段々と金銭感覚が変わっていきついに・・・。

WATNの見どころ感想
●銀行員と言うと、店舗の窓口とその後ろの机で何やら電卓と書類を見ている人と思いがちだが、実は外回りの行員が大半で商店やお金持ち宅に出入りしている。扱っている商品が「お金」であり、自分の「お金」とお客の「お金」を感覚的にもはっきり区別しているがその感覚がずれて行った時の怖さを感じるストーリーである。映画としては最後の最後に「えっ?」と思わすようなどんでん返しが好きは私にはラストがすんなりで少し物足りなかった。

当日のシネマ
席 《スクリーン寸法》
 15.7m×6.5m
《音響》
 デジタル5.1CH
《定員数》
 488席

開演12:35
川崎チネチッタ
CINE12


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渡辺よしお (info@watn.jp)