映画の箱へもどる |
「6d(シックス・デイ)」
フェニックス・ピクチャーズ/ロジャー・スポティスウッド作品 監督:ロジャー・スポティスウッド 主演:アーノルド・シュワルツェネッガー | |
<<<<<WATNの独断と偏見評価。>>>>> ●映 像 :★★★★★ ●音 響 :★★★★★ ●ストーリー:★★★★・ ●キャスト :★★★★・ ●おすすめ度:★★★★・ |
アダムは友人のハンクと共に、ヘリコプターのチャーター便を 飛ばす小さな航空会社のオーナー兼パイロットを務めていた。今 日のお客のドラッカー氏は随分な大物らし<、搭乗前に血液や視 力の検査を要求してきた。だが、それがこそが、アダムを恐るべ き事件に巻き込んでいく。 ハンクはアダムを気づかつて、アダムの代わりにドラッカー 氏のパイロットを引き受けると申し出た。その間に、リベット でオリバーのクローンを作れというのだ。ハンクは何も知らな いドラッカー氏を乗せて、アダムになりすますと、雪山に向け て、ヘリコプターを発進させた。 気がつくと何故か、アダムはタクシーの中で寝てしまってい た。アダムはリベットの店に入ってみたものの、やはりクロー ンにほ気後れし、そそくさと出てしまう。代わりにシム・ド− ルを買ってアダムは家に向かった。だが、そこに待っていたの は、アダムそっくりの男の姿だった。しかも、オリバーまで元 気に走り回つている。ショックを受けたアダムを、待ち受けて いた謎の男たちが襲ってきた。彼らは6d法が破られ、アダム のクローンが作られたと告げた。では何故アダムを殺そうとす るのか。アダムは愛車のキャデラックを駆って必死に逃亡を図っ た。それを追う4人の殺し屋たち。ついにキャデラックは谷底に 転落した。だが、アぎムは生きていた。 4人の殺し屋を送り込んできたのは、リペットや臓器移植の大企 業リプレースメント・テクノロジー社の会長、ドラッカーだった。 ドラッカーは秘密裡に人間のクローンを実施しており、6d法の 廃止を企んでいた。そのドラッカーの正体を暴くほころびこそが、ア ダムの存在だった。何度倒しても、クローンで再生する殺し屋を相手 に、アダムは全知全態を振り絞って、この巨大な敵と戦いを開始する。 孤独なアダムの戦いの果てにあらわになる、驚愕の真実とは。そして、 思いもかけない強力な助けとは?? |
ジェームズ・キヤメロン監督作「ターミネーター」の主役として、彗星のごとく登場して以来、「ツインズ」、「キンダガートン・コップ」、「ターミネーター2」、「トゥルーライス」、そして、96年夏のアクション大作「イレイサー」、「エンド・オブ・デイズ」なとを次々とヒットさせてきた。 シュワルツェネッガーの映画界におけるキャリアは、77年、ミスター・ユニバース大会の内幕話を措いて、高い評価を得た長編ドキュメンタリー「アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男」に始まる。 シュワルツェネッガーは放送ジャーナリストの妻、マリア・シエライヴァーと、4人の子供たち、キヤサリン、クリスチナ、ハトリツク、クリストフアーとともに、ロサンゼルスで暮らしている。 |
カリアオルニア州サンデイエゴ出身。軍隊一家の3人息子の−人として生まれる。イリノイ州エルサのプリンシビア大学で、歴史と政治学を学ぶ。 その後は演劇科に専攻を変え・学位を取得。2年ほど米国陸軍に入隊した後、55年にニューヨークに移ると名門ネイバーフツド・プレイハウスに入団。 HBOのオリジナル映画「スターリン」(92)では・ゴールデン・グローブ賞の男優賞を受賞。 |
90年のスマッシュ・ヒット作「ゴースト/ニューヨークの幻」で、悪役としてハトリツク・スウェイジ・デミ・ムーアと共演し・国際的に知られるようになる。 先頃引用符『AWalkonthe Moon』という映画を監督・プロデュースし・絶賛された。 ロサンゼルス出身。マサチューセツツ州のブランデイス大学とニューヨーク州のハミルトン・カレッジで学ぶ。 主な出演作は、『ペリカン文書』・『こクソン』・『コレクター』近々公開予定の“Bounce”(2000)など。 |
シュワルツェネッガーの映画はいつでも期待通りのできである。 今話題のクローン技術が背景にあり、フィクションとはいえ現実味のあるストーリーで楽しませてくれる。 最先端の科学技術がこの映画の中心だが、実は「地球支配」という独裁者の思想が根底にあるのがおもしろい。 映像は実写とGCと現在の映画の世界では当たり前だが、中にでてくる「バーチャルなお姉さん」が新しい。 見どころは、初めから終わりであるので、あまり先入観無しで楽しんでいただきたい一本である。 |
WATNに感想メールをしてくれる人はここをクリック |
映画の箱へもどる |