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「ホワット・ライズ・ビニース」 20世紀フォックス映画 監督:ロバート・ゼメキス 主演:ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー | |
<<<<<WATNの独断と偏見評価。>>>>> ●映 像 :★★★★・ ●音 響 :★★★★・ ●ストーリー:★・・・・ ●キャスト :★★・・・ ●おすすめ度:★★・・・ |
ただひとつ彼女を悲しませているのは、娘のケイトリンがボストンの大学に旅立ってしまうこと。夫婦でケイトリンを大学の寮に送った帰り、クレアはいいようのない孤独感に襲われ涙をこらえることができなかった。 高名な数学者を父に持つノーマンは、事あるごとに父と間違われていることに困惑している。この家も父が建てた物だ。 クレアが寂しさをまぎらわせるように庭の花の手入れをしていると、隣の庭からすすり泣く声が。数週間前に引っ越してきたノーマンと同じ研究所のフューアーの妻、メアリーである。いつも夫婦げんかが絶えないフューアー家。クレアが心配しているとメアリーは夫ウォレンが恐ろしいと言う。 その日の夜。2階の寝室から隣をうかがっていると、大雨の中ウォレンが不審な大きな荷物を車に載せてどこかに出かけていった。 その日をさかいにメアリーの姿が見えなくなる。そしてクレアの周りでおかしな事がおきはじめてきた。風もないのに窓が開いたり、何度も写真立てが落ちてガラスが割れたり、その怪現象に霊板を買い、霊を呼びだそうとするが。。。 |
シカゴ生まれ。ウィスコンシン州のリボン大学卒業後、俳優を志してロサンゼルスに移り住む。大工仕事で生計を立てていた1973年、ジョージルーカスの『アメリカン・グラフィティ』でチャンスをつかみ、翌年フランシス・フォード・コッポラの『カンバセーション・・・盗聴』に出演した。1977年にルーカスが『スターウォーズ」の主役ハン・ソロに起用。彼は大スターとなる。 |
カルフォルニア生まれ。『THE HOLLYWOOD KNIGHTS』で映画デビューし、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』で注目される。88年の『危険な関係』と89年の『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』で2年連続アカデミー賞の候補にノミネートされ、後者でゴールデン・グローブ賞にかがやいた。 |
これまで30本以上の映画に出演し、その中にはフランシス・フオード・コッポラ監督の『コットンクラブ』、ガス・ヴァン・サント監督のドラックストア・カウボーイ 』、ハーパート・ロス監督の『ボーイス・オン・ザ・サイド』なとがある。 またテレビでも活躍し、 『TOTAL SECURlTY』などの他、現在はアネット・オトゥールの賞金稼ぎシリース 『THE HUNTRESS』で主演を努めている。 |
オーストラリア出身。『女と女と井戸の中』『 IN THE WINTER DARK』、『DAYDREAM BELIEVER』『THE LAST DAYS OF CHEZ NOUS』の演技でオーストラリア映画協会賞にノミネート。また、カンヌ映画祭でカメラ・ドール(新人賞)を受賞した『ラブ・セレナーデ』でオーストラリア映画批評家賞にノミネートされている。 最近ではティム・ロビンス、パトリシア・アークェットと共演の『HUMAN NATURE』等に出演している。 |
サスペンスなのかホラーなのかハッキリしない展開にちょっと戸惑い、どういう位置で楽しむのか悩んでしまった。 人を驚かす手法が音響に頼りすぎていてかつてのサスペンスの大御所、ヒチコックには遠くおよばない。映像・音響が発達しすぎたエフェクト技術がダメにしていると思えた。 TVの2時間サスペンスを好んで見ている私としては、始まって十数分で誰の仕業か解ってしまった。 そして映画ならではの終了目前のどんでん返しも無く、これでもか攻撃も先に読めてしまうお粗末さ。今回は言葉が厳しくなってしまったが、TVで放映されたら見てもいいかもしれない。 劇場で見るのは、ちょっとお化け屋敷に入りたい気分のカップルにはいいかもしれない。 要所要所で隣の彼に「きゃっ!」とできる。 |
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