映画の箱へもどる


平成12年2月29日(火)16:40am〜の川崎チネチッタで
映画「ノイズ」を見てきました。
           平成12年3月1日号   
ポスター 「ノイズ」
監 督
ランド・ラビッチ
主 演
ジョニー・デップ
サントラCD
イーストウエスト・ジャパン
ノベライズ
扶桑社
協 賛
(株)デジタル・メディア・ラボ
ギャガ・ヒューマックス共同配給

ストーリー
 スペースシャトルで宇宙に飛び立った飛行士の夫。帰りを待つ妻。
PM2:36 宇宙空間で船外作業中に「あれは何だ?」と言う言葉を最後に交信を絶った。そのわずか2分。それがすべての始まりだった。
NASAの懸命な努力により奇跡的に帰還した夫は何かがかわっていた。そして妊娠した喜びもつかの間、他人にはわからないその違いに、独り気がついてしまった妻の恐怖。ああ〜どうして!

キャストについて
ジョニー・デップ(スペンサー・アマコスト)
 1963年6月9日、ケンタッキー州に生まれ。幼い頃より音楽活動を行い、所属していたバンドが解散してから、友人の勧めで俳優の道へ。
ほどなく彼は『エルム街の悪夢』で役者としての最初の重要な役を得、その後アカデミー賞受賞の『プラトーン』などの話題作に出演。ジャンルを選ばずその実力を発揮している。

シャーリズ・セロン(ジリアン・アマコスト)
 1975年8月7日、南アフリカ生まれ。今、ハリウッドが最も注目している人気若手女優であるセロンは、ジェームス・スペイダー、エリック・ストルツ、ジェフ・ダニエルズと共演した『トゥー・デイズ』が映画デビュー作である。
彼女のその美しさはぜひスクリーンで見て欲しい。


見どころ
 予告編から、この映画はSF宇宙物で何かのエイリアンが襲ってくると思っていたが舞台は地球、ニューヨーク。
主人公のジョニー・デップ演じるスペンサーのどこか冷酷な目。どこか隠し事のある表情。そして私はこちらが主演だと思うが、妻ジリアン役のシャーリズ・セロンの迫真の演技。
夫に対する疑惑から恐怖へと変わっていく心。この映画は人間の心を写し出したサスペンス物だった。内容はサスペンスの為に詳しく話さないほうがいいだろう。SFXなどを使ったグロテスクなシーンはないのでその方面に弱い人も楽しめる一本である。
アメリカ映画に数少ないアン・ハッピー・エンドであるそのラストシーンはここではふせておこう。

次回映画はここ

WATNに感想メールをしてくれる人はここをクリック

 
映画の箱へもどる


渡辺芳夫 (watnjp@yahoo.co.jp)